超がつくほどの優等生騎手！【戸崎圭太騎手】について調べてみた！

秋に限らず、1年中食欲の季節ですこんにちは、森田アイですついに中央競馬でも、限定的ではありますが、観客が入れるようになりましたね！大声を出さないように等、もどかしい制限はありますが、大きな前進ですね。この調子で日常が戻っていくのを願います。さて、今回は重賞勝利の勢いが止まらない、 #戸崎圭太 騎手について調べてみました！【戸崎圭太騎手の経歴】中学時代は野球部に所属していて、特技は野球だそうです。騎手を志望当時、なぜか中央競馬の存在を知らず、地方競馬教養センターを受験。1998年に地方競馬教養センター騎手課程を卒業し騎手免許を取得します。同年4月12日の大井競馬にてミヤサンヤシマで勝利し、初騎乗初勝利を挙げます。中央競馬の存在を知らないなんて、そんなことがあるのか！？と驚いてしまいましたが、思い込みって時に凄い勘違いを生むこともありますよね。2005年6月に福島競馬にて中央競馬初騎乗。同年9月大井競馬のトゥインクルレディー賞をコウエイソフィア（8番人気）で勝利し、重賞初制覇します。2007年、マーチステークスで初のJRA重賞騎乗。7月には阪神競馬にてヤマカツティガーで制し中央初勝利を挙げます。地方所属でありながら、早いうちから地方・中央共に順調に成績を残されていたんですね。2008年に交流重賞帝王賞をフリオーソで勝利し、統一GI（Jpn1）初勝利をあげます。この年は306勝を挙げて初の全国リーディングを獲得、NARグランプリ2008最優秀騎手に選出されました。2009年も順調に勝ち星を重ね、全国リーディングジョッキーとなる他に、NARグランプリ最優秀勝利回数騎手及び同最優秀賞金収得騎手賞を受賞しました。ちなみに2009年～2012年まで、毎年この2つの賞は受賞していて、中央競馬に移籍するまで地方競馬のトップジョッキーで有り続けました。これは圧巻の記録！地方最強騎手といっても過言ではありませんね！2009年には、安田記念でコンゴウリキシオーに、天皇賞・秋ではエイシンデピュティに騎乗し中央競馬のGIにも参戦。2010年、東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスでグロリアスノアで勝利し、中央競馬重賞を初制覇しました。2011年の安田記念ではリアルインパクトに騎乗し、中央競馬GI競走で初優勝します。地方所属の時点で中央ＧⅠまで制覇していたとは！こうした活躍は地方競馬ファンにとっても嬉しい気持ちになりそうですね。2013年、以前から挑んでいた新規騎手免許試験に合格し、3月1日付でJRAの騎手となります。2014年には有馬記念をジェンティルドンナで勝利し、年間146勝でこの年のリーディングジョッキーとなります。そしてこの後2015年、2016年もリーディングジョッキーとなり、JRAに移籍直後から中央競馬でもトップジョッキーとして活躍します。いくら地方で抜群の成績を誇っていたとはいえ、地方と中央ではコースも環境も、勝手がかなり違うと思うのですが、こんなにすぐにトップに立つなんて、努力とセンスが凄いんでしょうね！また、ストレイトガールとのコンビでは2015年のスプリンターズSと、2015年・2016年のヴィクトリアマイルを勝利。2018年皐月賞でエポカドーロに騎乗し勝利、初のクラシックタイトルを獲得します。こうして順調に成績を残していましたが、2019年11月に浦和競馬場で行われたJBCレディスクラシック（G1）で落馬し、右肘開放骨折の重傷を負います。この時私も現地でレースを見ていました。落馬の瞬間は人の多さでほぼ見えなかったのですが、あまりに痛々しい落ち方で現場が騒然としたのを覚えています。そして2020年、2度の手術とリハビリを経て5月23日のレースより復帰。8月の関屋記念でサトノアーサーに騎乗し勝利。復帰後初の重賞制覇となりました。【お手本のようなスポーツマンシップ】戸崎騎手は騎乗回数や勝利数に対して、制裁点の少なさも凄いんです！2016年はなんとリーディングジョッキーと特別模範騎手の同時受賞という史上初の快挙を成し遂げました。特別模範騎手というのはその年の所属内リーディング5位以内かつ、制裁点が0点でなければ受賞できないという極めて受賞が難しい賞です。高度な成績を残すとともに、レース中の過失は勿論、斤量不注意や正当な理由のない遅刻などといったレース外での制裁点にも注意しなければならず、スポーツマンとして理想的な人間でなければ受賞はできません。このような賞を受賞するような騎乗や姿勢も、戸崎騎手が多くの競馬ファンから愛される理由のひとつなのかもしれませんね。大怪我を乗り越え、更なる活躍を重ねる戸崎騎手、これからもトップジョッキーとして競馬を盛り上げてくれるのは間違いないですね！私も引き続き注目していこうと思います！今後も様々な騎手について調べていきますので、よろしくお願いします！↓これまでの調べてみた記事はこちら① #武豊 騎手（https://umaho.jp/articles/792）② #横山典弘 騎手（https://umaho.jp/articles/804）③ #Cルメール 騎手（https://umaho.jp/articles/815）④ #福永祐一 騎手（https://umaho.jp/articles/829）⑤ #和田竜二 騎手（https://umaho.jp/articles/838）⑥ #藤田菜七子 騎手（https://umaho.jp/articles/838）⑦ #Mデムーロ 騎手（https://umaho.jp/articles/860）⑧ #川田将雅 騎手（https://umaho.jp/articles/867）⑨ #岩田康誠 騎手（https://umaho.jp/articles/882）⑩ #田辺裕信 騎手（https://umaho.jp/articles/892）⑪ #松山弘平 騎手（https://umaho.jp/articles/897）⑫ #浜中俊 騎手（https://umaho.jp/articles/912）