今回は私が一番大好きなGⅠでもある天皇賞春の予想をしていきたいと思います。
天皇賞春はご存知の通り全GⅠの中で最長距離である3200mという超長距離のレースです。特に今年は去年と同じく、京都コースでなく阪神コースになっていることが適性などの差非常に非常に大きく影響してきます。
特にただでさえ長い距離に加え、最後には阪神コースの急坂が待ち構えておりスタミナの尽きた子が坂で脱落してしまう…という可能性も十分に考えられ、それに加え雨により稍重(?)馬場での開催となるとより壮絶なスタミナ勝負の展開になると考えられます。
今回の私の予想は
◎ #ディープボンド
○ #シルヴァーソニック
▲ #アイアンバローズ
△ #タイトルホルダー
△ #テーオーロイヤル
△ #マカオンドール
△ #ヒートオンビート
⭐︎(穴) #ロバートソンキー
これで行きたいと思います。
ちなみに△と⭐︎(穴)の中の評価で言うと
#タイトルホルダー>#テーオーロイヤル>#ロバートソンキー>#マカオンドール>#ヒートオンビート
と言った感じですかね。
まずそれぞれ簡単な理由から。
本命の#ディープボンドは言うまでもなく、前走の春天で2着に入り、有馬記念でも2着と長距離戦線では確実に実力を発揮しています。
正直消す理由が見当たらないなと考えています。道悪も歓迎なタイプですし、ここは絶好のチャンスだと思います。予定だと来年の3月に京都競馬場の改修工事も終わり、来年の春天はいつも通り京都で行われるものだと考えられ、阪神が得意なディープボンドにとっては絶好の舞台で行われると言う面では最後の春天だとも言えます。陣営も有馬記念の後もここに狙い澄ましてローテなども考えておられたと思いますので、最高の状態で出走するものと見られます。ここは本命です。
対抗には#シルヴァーソニック。#シルヴァーソニックは去年にOP入りを果たし、ステイヤーズSで重賞初挑戦となりましたが、持ち前の長距離適性と、非常に高いスタミナ能力を活かして、3着に好走。万葉Sでは今回の春天に出走する#マカオンドールに差し切られてしまい、3着と敗退しましたが、正直これは斤量差が大きかったと見ています。#シルヴァーソニックは55kg、#マカオンドールは格上挑戦というのもあり、52kgで出走していた為、3kgも斤量差があったと言う背景があります。
前走の阪神大賞典では#シルヴァーソニックは3着。#ディープボンドやステイヤーズSで2着だった#アイアンバローズには敗れたものの、斤量差が1kgまで縮まった#マカオンドールには写真判定を要するほど接戦となりましたが、ハナ差で先着しています。今回は斤量差が埋まるので#マカオンドールより強いかなと考えています。
毎回長距離になると勝ちきれてはいないものの必ず好走しているのが一番のポイントです。
今回も調教での動きが非常に良く、今回でも2,3着には入ると考えています。道悪はあまり得意ではありませんが、スタミナ勝負の消耗戦となると勝ち負けもあり得ると見てここでも好走を期待して対抗の評価を打ちます。
単穴には#アイアンバローズ。こちらは#タイトルホルダーとかなり迷いましたが、#アイアンバローズにしました。
#アイアンバローズはステイヤーズS、阪神大賞典でも積極的に逃げるレースを展開し、粘って2着に好走しています。
タイトルホルダーが積極的にハナを切ると見て、単独2番手あたりの位置につけると思っています。#タイトルホルダーの様子を見ながらレースを進めることが出来るというメリットもあり、ここの春天でも好走できると考えて、単穴の評価を打ちました。
特に最内に入ったので、ロスなく走れるこれる点も大きいと思います。
#タイトルホルダーは連下に指名しました。もちろん強いと思いますが、評価を下げた理由としては、かなりマークを受けてしまうと言う点です。前走も圧倒的な1番人気の立場を背負って勝利しましたが、やっぱり猛烈なマークを受けて走るのは、彼にとってもしんどいものと考えています。
昨年大敗してしまったセントライト記念も大敗の原因として、かなりのマークを受けながら走った点が指摘されていました。
クラシックの半年以上も前のレースを見て考察するのは、精神面の成長も考えられますので、多少ナンセンスではありますが、やはり懸念点として挙げられます。
能力であれば#ディープボンドにも引けを取らないと思いますが、少々危険だと考えここは連下の評価です。
ただ、#タイトルホルダー自身が気持ちよく良く逃げることが出来れば優勝も十分にあり得ると思います。あくまでも絶対にそうなるかと言われれば、少し怖いかなと言ったところです。
ここからは全て書くとかなり長々しくなってしまうので簡潔に評価した理由をまとめていきたいと思います。
○でプラスになる点、×でマイナスになる点(即ち懸念点)を上げていきます。
#テーオーロイヤル
○ ダイヤモンドS(東京3400m)を快勝
○ 勝ったレースは条件戦を含め全て2200m以上である事からスタミナが高いことが窺える
○ 昨年の青葉賞(東京2400m)でも距離の長さも相まって、かなりの低人気だったものの4着と好走できている。
○ 先行や差しでも問題なく、上がり3Fも最速や2,3位あたりが多く、脚もしっかり出る。
× ダイヤモンドSはハンデ戦であり、斤量も54kgで望めたこともあり、58kgとなると4kgも増加し、斤量が応える可能性がある。
#ロバートソンキー
○ 菊花賞でも6着に入り、長距離でも全くダメと言うことはない。
○ 条件戦ではあるものの、不良馬場のレースで1着になっており、道悪は歓迎なタイプで、稍重馬場となるであろう本番に問題なく望める。
○ 上がり3Fも菊花賞を除くと全て3位以内。
× 未だ3勝クラスの身であり、前走の3勝クラスも3着と勝ちきれていない。
#マカオンドール
○ 格上挑戦ながらもOP戦の万葉S(中京3000m)を勝利
○ 阪神大賞典でも4着と好走し、長距離は問題なく望める。
× 万葉Sは確かに見事に差し切って辛勝とはいえ強い内容だったが、格上挑戦というのもあり、52kgと軽ハンデで望めたこと。
実際万葉Sでは3着だった#シルヴァーソニックに斤量が1kg差に縮まった阪神大賞典ではハナ差ではあったものの先着を許してしまっている。更に3kg重くなる58kgを背負うという点で未知数。
#ヒートオンビート
○ まだ重賞勝ちはないものの前哨戦の日経賞で3着と好走
○ 2500mの日経賞でも離されたものの2着とこの辺りの距離では確実な強さを発揮。
× 距離が今まで最高でも2600m(OP戦の大阪ハンブルクCで2着)しかなく、3200m走るとなると長すぎる可能性がある。
このようなところですかね。
非常に長々しい文章となってしまいましたがありがとうございました!