我々素人が2歳馬を勝手に注目して期待する時期でございます(言い方)。
来年のダービーなどのクラシック候補を探す。これを「POG」なんて言いますね。
ただここではあえて、クラシックとかは気にせず、私TTが気になった馬、注目したい馬を何頭か何十頭か、選んで持論を述べたいと思います。
私はハッキリ言って、見抜く力はありません!なので、過信せず、あ~アイツあんな事書いてたな~くらいの感じで見てくださいな。
なお、参考にしている本はGallop2020~2021と須田鷹雄さんの赤本です。
じゃあ早速1頭目
クリーンスイープ
(牝馬、鹿毛、1/15生まれ
父ドゥラメンテ
母スイープトウショウ
母父エンドスイープ
美浦 国枝栄厩舎所属予定
馬主 シルクレーシング(募集金額4000万)
生産者 安平 ノーザンファーム)
この馬の姉がスイープセレリタス。現在はOPクラスに在籍してます。スイープセレリタスのイメージはマイル近辺の距離を中心に使っている形ですが、クリーンスイープは中距離を中心で使っていきたいとのこと。姉はハーツクライを父に持っているが、こちらは新種牡馬ドゥラメンテ産駒。これにより気性面は多少荒いとは言われてますが、少しずつ大人しくなってちるという評価になっています。ただドゥラメンテ自身もうるさい馬ですので、問題ないかと思います。まだ乗りこみがうんぬかんぬということは書き込みが無かったのでデビューは秋くらいかなと思います。馬体は姉に比べれば小柄ですが、筋肉はしっかりついており、どちらかと言えば父親似かな~と思いますかね。そこそこには切れる脚もありそうですね。
続いて2頭目
ルペルカーリア
(牡馬、鹿毛、4/28生まれ
父モーリス
母シーザリオ
母父スペシャルウィーク
栗東 友道康夫厩舎所属予定
馬主 キャロットファーム
生産者 安平 ノーザンファーム)
写真を見て一言。トモの筋肉がすごい。素人目で見てもいかにもパワー、切れ味を兼ね備えてるのかなという印象。シーザリオが母なので、エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアが兄弟のルペルカーリア。馬体も大柄でデビュー時は500kgくらい、もしくはそれ以上が見込めます。この血統ですし、生まれも遅いので秋デビューですが、この馬は兄と同じくらいの活躍は固そうです。ただ、兄らと比べると、父がモーリスなので距離はマイル~2000くらいかと。
3頭目
サヴァニャン
(牝馬、黒鹿毛、3/11生まれ
父ディープインパクト
母サマーハ
母父Singspiel
栗東藤原英昭厩舎所属予定
馬主 金子真人ホールディングス
生産者 安平 ノーザンファーム
1歳セレクトセール2億2680万落札)
ここに来てありきたりの馬選んじゃったよ。お察しの良い方はお分かりだと思いますが、シャケトラの妹ですね。サヴァニャンは小柄で420kgくらい。ここから成長するとは思いますが、切れ味抜群で操縦性の高さが評判。6月阪神のデビュー予定ともなり、POGファンはこの馬を選ぶのをオススメします。まぁ阪神JFとかは人気でしょうね。今のとこ桜花賞でも◎打てる器はありますね。ちょこっと最初でも触れましたが、小柄なので夏~秋にかけての成長が1つカギを握るかと。決してこの血統成長が早いわけではなく古馬になってから成長する場合もある。そしてイマイチ、シャケトラ以降目立った活躍馬が出ていないとこ。確かにダート血統の馬を配合し続けており、芝向きの血統はシャケトラ以来なのでその辺りは目をつぶっていたい。
てな訳でノーザンはここで終わり。ちょっとありきたりすぎますね。これ以降はもうちょっと踏み込んでいけるよう努力したいです。
それでは4頭目
ミステリーウェイ
(牡馬、黒鹿毛、3/12生まれ
父 ジャスタウェイ
母 ジプシーハイウェイ
母父 High Chaparral
栗東 安田隆行厩舎所属予定
馬主 社台レースホース(募集金額4000万円)
生産者 千歳 社台ファーム)
姉にアマルフィコーストのいる血統。ダイワメジャーからジャスタウェイに変わってどうなるかというとこ。ジャスタウェイに変わったということは単純に考えれば切れ味は増すのではないか。アマルフィコーストは先行力と粘り強さが武器だっただけに、姉とは違ったとこが見れそう。他に兄弟いるがその他はちょっと…という感じだが、大型馬で筋肉ガッチリなタイプ。短距離での活躍が楽しみ。クラシック向き、POG向きではないとは思うが、馬は良さそうで推奨。
5頭目
トゥーフェイス
(牡馬、鹿毛、2/26生まれ
父 モーリス
母 マスクオフ
母父 ディープインパクト
美浦 新開幸一厩舎所属予定
馬主 社台レースホース(募集金額2400万円)
生産者 千歳 社台ファーム)
今年の新種牡馬モーリスは良く見える。今考えればモーリスも筋肉質でしたよね。父モーリスで母父ディープインパクトという素人からするとスゴイ血統だなーみたいな。兄弟にルイジアナママもいます。祖母はビハインドマスクでスワンSなど重賞3勝の活躍。叔父はオメガヴェンデッタ。母マスクオフは馬体が小さかったが、トゥーフェイスはなかなかのサイズで500kg程度はある。距離はマイル~2000mまでだとは思うが、4/2入厩済みとのことで間違いなく順調で早期デビューも見込める。まずPOG1勝!と思う方は指名しとくのもありかと。
6頭目
パレドジュスティス
(牝馬、芦毛、5/11生まれ
父 ロードカナロア
母 ラブリネスオブパリ
母父 サンデーサイレンス
栗東 西村真幸厩舎所属予定
馬主 社台レースホース(募集金額3000万円)
生産者 社台ファーム)
兄弟にシフルマン、シャンパーニュがいる血統。叔父はギュスターヴクライ。オルフェーヴル逸走事件の時の阪神大賞典を勝ちましたね。祖母は秋華賞勝ちのファビラスラフィン。ラブリネスオブパリの血は確実に勝ち上がるがモットー。今のところ8頭中6頭が勝ち上がり。兄弟が長いとこで走っているが、ロードカナロアに変わって短いとことは言わないが、切れや瞬発力が増せば、兄弟とは違ったとこで走れる気もしますね。去年の2歳戦好調だった西村真幸厩舎の手腕にも期待。
てな訳で社台からも3頭挙げました。近年の傾向からノーザンと社台半々はおかしいだろ!という意見も分かってはいますが、一応二大巨頭的な感じでお願いしますね(笑)
では、7頭目。ここからある程度フリーで挙げますよ。
ハイパーソニック
(牡馬、鹿毛、3/15生まれ
父 ロードカナロア
母 チェルビム
母父 サンデーサイレンス
栗東 中竹和也厩舎所属予定
馬主 前田晋二(2019年北海道セレクションセール1歳3564万円落札)
生産者 日高 奥山博)
今年の3歳馬ではコントレイルを始め、大活躍中の大山ヒルズから選出。ハイパーソニック自身は気性も穏やかでマイル以下くらいが合いそう。決してチェルビムの子供が走ったという感じはなくとも、この馬は馬体も大きく、パーツが大きく筋肉がある。晩成型で古馬になってからかなという印象はあるものの、ゆくゆくは大きいとこを獲れそう。
8頭目
スペキアリス
(牝馬、青毛、1/26生まれ
父 エピファネイア
母 スペルバインド
母父 ゴールドアリュール
栗東 高野友和厩舎所属予定
馬主 GⅠレーシング(1口40万円×40口)
生産者 白老 社台C白老ファーム)
今年の3歳戦はイマイチ不発感のあった追分ファーム勢。ただ今年の2歳追分ファーム勢は結構粒揃いで面白いかもです。その中でも今年の3歳世代絶好調のエピファネイア産駒から。伯父にシックスセンスがおり、中距離前後が1番合うのかな。不安はスペルバインドの子供が全く走っていないこと。ガクチカキッズ以外は勝ち星を挙げていない。ただスペキアリスは好馬体である程度はやれてもとは思いますがね…。デビューは早い時期とも書いてあり、まず初戦走るかどうか注目。
9頭目
ブルースピリット
(父 Invincible Spirit
母 Jasmine Blue
母父 Galileo
栗東 中内田充厩舎所属予定
馬主 ゴドルフィン
生産地 アイルランド)
厩舎も馬名も決まっていないという事があり得るのか!あり得るんですよ。ちなみに今書いているのが5/17なんですが、この時点でも決まっていません。噂では中内田厩舎所属という説もありますが分かりません。血統は父やGreen Desertの系統的に短距離向きとのこと。父のInvincible Spiritはイギリスの2002年スタンリーリージャー・スプリントCという1200mのGⅠを勝った馬。で、そのレースを調べたら、このレースにエアトゥーレの名前もありました。鞍上はユタカ・タケです。本題に戻って、馬体は短距離馬らしく筋肉たっぷり。さらには前向きな気性も短距離向きではないかという推測。タワーオブロンドンの再来みたいなことが起きてほしいです。
10頭目
ロードマックス
(牡馬、鹿毛、3/23生まれ
父 ディープインパクト
母 パーフェクトトリビュート
母父 Dubawi
栗東 藤原英昭厩舎所属予定
馬主 ロードホースクラブ(14.4万円×500口)
生産者 新ひだか ケイアイファーム)
ロードカナロアでお馴染みケイアイファーム。この後ご紹介しますが、どのロードカナロア産駒よりもこちらが良く見えました。兄弟が中央で結果出せず地方移籍が多いんですが、この馬は父に似た感じで軽い芝が合いそう。筋肉の質も良さそうで、背腰のあたりもケイアイファームの中では良さそう。何よりも今年からケイアイファームは1200mの屋内坂路ができ、トレッドミルが新しく2台出来たことでより、若いうちから今までより質の高いトレーニングが出来る。つまり、ここ最近とはひと味違うケイアイファームが見れそう。なので、個人的にはケイアイファームを推していきたいです。
11頭目
フライングバレル
(牝馬、鹿毛、2/23生まれ
父 ロードカナロア
母 スピニングワイルドキャット
母父 ハードスパン
栗東 安田隆行厩舎所属予定
馬主 ロードホースクラブ(9,6万円×500口)
生産者 新ひだか ケイアイファーム)
この文字列をお気づきの方は多いかと思います。そうですね、ダノンスマッシュの全妹にあたる血統ですね。ベタすぎて申し訳ない。ロードカナロア産駒の中だったら1番でしょ。単純です。兄に似てます。あとは、いかに気性が落ち着けるか。
ここまで11頭挙げました。本来ならばここから外国産馬の事についてあげるべきだと思いますが、すみませんね、写真も無いですし、血統見ても、だいたいフランケルで良いだろ~みたいな事になりそうなので、書きません。申し訳ないです。
んじゃ、最後に今年の新種牡馬ご紹介します。去年~今年にかけてキズナやエピファネイアの子供が大活躍でしたからね。そして、新種牡馬ですが、地方競馬は新馬が始まってますので、何頭か勝ち上がった新種牡馬もいます。今度はJRAでの勝ち上がりも見せて欲しいです。
アジアエクスプレス
(父 ヘニヒューズ
母 ランニングボブキャッツ
主な勝ち鞍 朝日杯FS)
エイシンヒカリ
(父 ディープインパクト
母 キャタリナ
主な勝ち鞍 香港C、イスパーン賞)
クリエイターⅡ
(父 Tapit
母 Morena
主な勝ち鞍 ベルモントS、アーカンソーダービー)
ダノンシャーク
(父 ディープインパクト
母 カーラパワー
主な勝ち鞍 マイルCS)
ダノンレジェンド
(父 Macho Uno
母 マイングッドネス
主な勝ち鞍 JBCスプリント)
ディスクリートキャット
(父 Forestry
母 Pretty Discreet
主な勝ち鞍 シガーマイルH)
ドゥラメンテ
(父 キングカメハメハ
母 アドマイヤグルーヴ
主な勝ち鞍 日本ダービー、皐月賞)
ホッコータルマエ
(父キングカメハメハ
母 マダムチェロキー
主な勝ち鞍 チャンピオンズC、東京大賞典、JBCクラシック、かしわ記念、川崎記念、帝王賞)
マクフィ
(父 Dubawi
母 Dhelaal
主な勝ち鞍 英2000ギニー、ジャックルマロワ賞)
ミッキーアイル
(父 ディープインパクト
母 スターアイル
主な勝ち鞍 NHKマイルC、マイルCS)
モーリス
(父 スクリーンヒーロー
母 メジロフランシス
主な勝ち鞍 天皇賞秋、安田記念、香港C、チャンピオンズマイル、マイルCS)
ラブリーデイ
(父 キングカメハメハ
母 ポップコーンジャズ
主な勝ち鞍 天皇賞秋、宝塚記念)
リオンディーズ
(父 キングカメハメハ
母 シーザリオ
主な勝ち鞍 朝日杯FS)
その他に
リヤンドファミユ
ヘニーハウンド
ハクサンムーン
ダブルスター
クリーンエコロジー
トーホウジャッカル
ペルーサ
ナムラタイタン
アロマカフェ
ゴールスキー
エキストラエンド
オールステイ
ミュゼスルタン
パンデ
シェイクザバーレイ
ウエスタンゼウス
ケイアイドウソジン
これらが今年からの新種牡馬になります。初年度産駒数が1番多い馬ではドゥラメンテの189頭で、ウエスタンゼウスとケイアイドウソジンは1頭になっています。
てな訳で、このブログを見てくださった方がダービーの翌週から始まる新馬戦を少しでも楽しんでもらえるよう書いてみました。これが当たるかどうかは分かりません。ただそれが面白いとこでもあります。
ちなみに去年はモーベットとホウオウピースフルを強く推していた私。結果は……。モーベットは想像以上走りませんでした。ホウオウピースフルはオークスですか。頑張ってほしい!!
ということでここまでTTでした~
これからもウマホで競馬をより楽しみましょう!!
(ヘッダ画像は無事にゲートインしてほしいという意味からゲートの写真を…)