ジャパンC (G1)
15:40発走 芝2400m (左 C)
東京 12R サラ系3歳以上 オープン (国際)(指) 定量 14頭
- ドウデュースの次走メモ: 【注目】人気に応えて1着。道中、後方でじっくりと構えて競馬を進め、直線では大外に持ち出された。そこから一気に伸び、内にいたタスティエーラらを交わし抜け出す。ラスト600mは32秒5というタイムで、驚異の決め手を披露し、2歳の時から始まったGI制覇を4年連続で達成した。前々で進めた人気薄2頭が馬券に絡んだレース。この馬は後方に位置しており、展開不利の中の好走と見て次走も注目したい。
- チェルヴィニアの次走メモ: 【割引】1番人気に応えて1着。オークス以来の実戦で仕上がりを見せた。中団でレースを進め、直線で余裕の手応えのまま間を抜けて先頭に立った。関西遠征も問題なくこなし、GIを連勝したことで、この世代の牝馬の中でも能力の高さを示した。馬券内の馬のほとんどが道中は後方に位置してしていたレース。この馬もどちらかというと後方に位置しており、展開有利と見て次走は割引か。
- ブローザホーンの次走メモ: 【割引】見事1着。道中、後方でじっくりと様子を見ながら走り、後半になって外を回って追い上げていった。直線では大外から力強く追い込み、ベラジオオペラやプラダリアをかわして先頭へ。この馬は道悪に強く、今回G?での初優勝を果たした。馬券内の馬のほとんどが道中は後方に位置してしていたレース。この馬もそのうちの一頭で、展開が向いたと見て次走は警戒が必要か。
- ソールオリエンスの次走メモ: 【割引】2馬身差での2着。前半は中団追走を保ちつつ、勝負所で一息つけた後、外へ持ち出されて差を詰めてきた。直線では外側から追い込みをかけ、ベラジオオペラとプラダリアを抜き去り2番手まで浮上。道悪をものともしなかった点が重要であった。馬券内の馬のほとんどが道中は後方に位置してしていたレース。この馬もそのうちの一頭で、展開が向いたと見て次走は割引か。
- シュトルーヴェの次走メモ: 【注目】1番人気に応えて1着。今回も追走中は構えてじっくりとしたペースで進み、直線では外に出して加速。内で競り合う3頭を追い上げ、そのまま抜け出して1着を確保。決め手の巧みさが光った。中山、東京の芝2500mの重賞レースを連勝した。引き続き次走も期待してみたい。
- シンエンペラーの次走メモ: 【注目】3着を確保。中団を追走し、勝負所で鞍上が追い始めて進出。直線では外から伸びて3番手に進出。この馬にとって向かないスローペースの決め手勝負であったが、その中で上手く追い上げた。次走も引き続き期待して良さそう。
- チェルヴィニアの次走メモ: 【割引】人気に応え、1着。追走は1番人気ステレンボッシュとほぼ同じあたりで、外へ出された。直線は外目から伸び、内から抜け出したステレンボッシュに迫り、交わして1着へ。桜花賞13着からの一変で、本来の力を見せた。馬券内の馬のほとんどが道中は後方に位置してしていたレース。この馬もどちらかというと後方から進めており、展開が向いたと見て次走は割引か。
- ブローザホーンの次走メモ: 【注目】2馬身差の2着。待機策を採り、じっくり脚をためつつ、4コーナーで外に回り勢いをつけて追い上げた。先頭の勝ち馬は捉えられなかったものの、内側のディープボンドを抜き去り、2番手へと進出した。次走も好走の可能性は高そう。
- シュトルーヴェの次走メモ: 【割引】見事1着。スタートはいまいちで、道中は後方でレースを進めた。直線で馬群と接触しつつも間を縫うように伸び、先頭に立って勝利を収めた。中山コースも、この距離も初体験であったが、長距離での適性を見せつけた。6着までの馬は、ほとんどが後方に位置していた。その中の一頭であったこの馬は展開有利だったはずで、次走は割り引きたい。
- ブローザホーンの次走メモ: 【注目】1番人気に応えられず、3着。先団グループに続き追走。直線で外へ持ち出し追い上げるも、内から鋭く伸びたワープスピードにクビ差遅れ3着。3000mは若干長い印象だが、長距離レースでは安定した走り。次走も人気でも引き続き目が離せない。
- ドゥレッツァの次走メモ: 【割引】圧倒的人気を裏切り、2着。内目の枠からスタートし、中団でレースを進めた。第4コーナーから外に持ち出し、直線で追い込んできて2番手でゴール。勝ち馬プログノーシスには距離を置かれたが、こちらの馬の方が重い負担重量を背負っており、経験も少ない。GIの勝利経験があるが、まだ伸びしろのある馬である。6着までの馬は、ほとんどが後方に位置していた。その中の一頭であったこの馬は展開有利だったはずで、次走は割り引きたい。
- シンエンペラーの次走メモ: 【注目】1.1/4馬身差での2着。序盤のロスを受けながらも中団に位置取り、4コーナーでスペースを見つけ進出し始める。直線ではしっかり伸び、先頭を行くシリウスコルトをかわし2番手へと浮上。完全な力は発揮できていないものの、充分なポテンシャルを示す走りだった。次走も人気でも好走の可能性は高そう。
- シュトルーヴェの次走メモ: 【割引】見事1着。スタートでヨレながらも中団に位置取り、馬群の中を追走。直線では内目を突いて加速し、追い比べの中で奮闘して間を割って抜け出し、5ヵ月半ぶりの実戦ながらも見事な仕上がりを見せ、得意の東京芝2400mで初戦を1着で飾った。7着までの馬は、ほとんどが後方に位置していた。後方に位置していたこの馬に展開が向いたことは確かで、次走人気するようなら注意が必要。
- ブローザホーンの次走メモ: 【注目】1番人気に応えて1着。今回中団で控え、勝負所で外側から加速。直線でさらに外から伸び、内側のサヴォーナやサトノグランツなどの4歳馬を抜いて1着獲得。休み明けながらも良い仕上がりを見せ、長距離レースの経験が活きた。引き続き次走も好走を期待してみたい。
- スターズオンアースの次走メモ: 【注目】中山芝2500mでは圧倒的に不利な大外16番枠からの競馬だったが、スタートから出して1周目正面スタンド前では内ラチ沿いの2番手。道中も2番手集団で脚をしっかりため、ルメール騎手の素晴らしすぎるレースコントロールが光っていた。ただ、唯一の誤算はまともに内にモタれる面を出してしまい、最後の直線はまともに追えていなかった。それがなければ勝てていただけに悔しい内容となってしまった。これでデビュー以来12戦全連対と安定感は抜群。次走以降も当然目が離せない馬。
- ジャスティンパレスの次走メモ: 【注目】ゲートで何度か後ろにモタれていたようで後方から。勝ったドウデュースをマークしながら回ってくることはできたものの、切れ負けして0秒3差4着。能力の高さで秋の3戦も好走したが、本質的には長距離でしぶとさを生かす形がベストのようなので、次走以降、阪神大賞典→天皇賞(春)なら期待したい。
- ドウデュースの次走メモ: 【注目】スタートは少し遅れて後方からの競馬に。向正面で2番手のスターズオンアースがペースを落としたところで動いて 通過順 13-13-8-3 となりロングスパートとなったが、最後まで脚いろは衰えず三度目のG1制覇。秋3戦目の厳しいローテーションでこれだけのパフォーマンスを見せたことには、ただただ脱帽。次走以降の活躍も大いに期待したいが、凱旋門賞を目指すとなるとやはり馬場が合わない気がしてならない。
- ソールオリエンスの次走メモ: 【注目】中団後方からの競馬で勝負どころを迎えたが、直線まで仕掛けることができなかったし、直線でもスペースを確保するために何度も進路を切り替えていた。今回は内枠に泣いた内容だったので、次走、力を出し切る競馬で巻き返したい。
- ダノンベルーガの次走メモ: 【注目】昨年のこのレースでも同様のことを感じたが、この馬にとって2400mは少し長い。イクイノックスと違って右トモに不安のある馬なので、中3週で仕上げるのは難しかったようで、前走の天皇賞よりデキは落ちていたようにも感じた。能力は相当高いが得意な条件が限られているうえに万全の態勢で送り出すのが難しいタイプなので、次走以降も出走条件と当日の状態での見極めが必要。
- ドウデュースの次走メモ: 【注目】天皇賞を叩いてガス抜きされて、仕上がりは万全だったように感じた。スタートで少し出遅れながらも道中はいい位置で競馬はできていた。ただ、残念ながら上位3頭には完敗の内容だった。二度成長すると言われているハーツクライ産駒。次走以降でもう一花咲かせるためには、さらなる成長が必要に感じた。
- シンエンペラーの次走メモ: 【割引】パドックや返し馬で若さを見せていたものの、レースでは後方待機から馬群を割って鋭く伸びて重賞初制覇。能力の高さは見せてくれたが大舞台で勝ち負けできるようになるには、次走以降で気性面の成長がカギとなりそう。
- スターズオンアースの次走メモ: 【注目】外枠からスムーズに好位を取って、3~4コーナーでは2着馬リバティアイランドを締めて回り真っ向勝負。結果3着だったものの、6カ月半ぶりの競馬で馬体重が+12kgと少し太かったなかでこれだけのパフォーマンスを発揮できた。次走以降、順調にレースに使うことができれば、リバティアイランドより強い牝馬になっていても驚けない素質は持っている。
- ドウデュースの次走メモ: 【注目】武豊騎手の負傷で戸崎騎手に乗り替わったことも少なからず影響があっただろうし、3月のドバイターフを取り消しているのでレースは2月の京都記念以来だったことが原因かもしれないが、ハイペースでも折り合いを欠いてしまっていた。今回の結果が能力ではないハズなの次走、ガス抜きができていれば巻き返す可能性は十分考えられそう。
- ダノンベルーガの次走メモ: 【注目】相変わらず右トモの不安がつきまとうが、レースではドウデュースをマークする形で0秒6差4着。上位3頭相手には力の差を感じる内容ではあったが、札幌記念から直行での出走だったので、まだ100%の仕上がりではなかった印象。次走はジャパンカップになれば、枠順に泣いた昨年以上の着順を期待したい。
- ジャスティンパレスの次走メモ: 【注目】ペースがかなり速かったので、結果的にスタートがひと息だったことが幸いして、直線は上がり3ハロン最速の脚で伸びて、0秒4差2着。イクイノックスには余程のことがない限り勝てないと感じる内容ではあったが、この馬も4歳秋で本格化していることはたしか。次走も大崩れする可能性は低そう。
- ソールオリエンスの次走メモ: 【注目】14番枠からの競馬になった影響で有力各馬より1頭ぶん外を回られる形に。コーナーが6つある京都芝3000mでは大きなロスとなってしまった。さらに、最後の直線ではコーナー出口で少し膨れたサヴォーナの影響で外に弾かれる場面もあった。そんななかで3着まで追い込んできたあたり地力が相当高いことを改めて証明した内容ではあった。菊花賞・天皇賞(春)を勝ったタイトルホルダーと同じ母父Motivatorではあるが、この馬はこれまでに実績を残してきた1800m~2400mがベストといった印象。次走以降でG1タイトルをさらに手にする可能性は高そうに感じた一戦だった。
- ドゥレッツァの次走メモ: 【注目】大外17番枠からスタートして馬が行きたがったため、ルメール騎手は無理に押さえず1周目3コーナーでハナへ。そこからは折り合いがついて少しずつラップを落とし、2周目2コーナーではリビアングラスとパクスオトマニカに行かせて3番手に。勝負どころまでしっかりと脚を温存し、通過順 1-1-3-2 ながら上がり3ハロン最速でまとめて3馬身半差の完勝。とにかくルメール騎手の好騎乗が光った内容だった。馬自身は母父 More Than Ready というころもあり、本質的にはもっと短い距離の方が合っていそうなので、次走以降は中距離戦線での活躍に期待したい。
- ソールオリエンスの次走メモ: 【注目】横山武史騎手も「安全策で外々を回した」と話していたように、距離ロスの多い競馬で3~4コーナーでは5・6頭ぶん外を回る形になっていた。それではエンジンがかかってからはダービー2着馬にふさわしい伸びで、0秒3差2着まで追い込んだ。父キタサンブラック×母父Motivator(サドラーズウェルズ系)なら距離はまだ延びても大丈夫なので、次走、菊花賞でも当然、主役となりそう。
- ダノンベルーガの次走メモ: 【注目】正面スタンド前の先行争いでシャフリヤールとヤマニンサルバムに挟まれて位置を下げる不利があったし、今回はドバイターフから完全にリセットしてからの調整だったようなので、仕上がりも完調には程遠かったように感じた。さらに、戦前から陣営もコメントしていたように小回り・右回りというのは、この馬にはまったく適さない条件。それで、1秒3差4着という競馬ができたように能力は高いので、次走、この馬が得意とする東京競馬場の天皇賞に駒を進めてきた場合は巻き返しに大いに期待して良さそう。
- シュトルーヴェの次走メモ: 【注目】道中は中団からの追走。ただ、3コーナーではペースの上がらない馬に囲まれてポジションを下げてしまったし、4コーナーでも8枠の2頭に挟まれて少しブレーキをかける場面もあった。次走はスムーズに追い上げて巻き返したい。
- ブローザホーンの次走メモ: 【注目】道中は後方のインで距離ロスなく脚をためる競馬。抜群の手応えで直線に向くが、少し外に出すと前が詰まり、インに切り替えなければいけない場面があったため、脚を余してしまったのが痛かった。次走も展開次第では勝ち負けになる可能性は十分ありそう。
- ジャスティンパレスの次走メモ: 【注目】直線で鮫島克駿騎手がムチを落としたのももったいなかったが、ペースが流れていたこともあり4コーナーで仕掛けを待ったぶん外を回ってしまう場面があったことも痛かった。この馬とイクイノックスの瞬発力の差を比較すると明らかに劣るし、距離はもっと長い方がこの馬の良さが出そうな印象を改めて感じる内容だった。次走以降、秋は有馬記念がこの馬の適舞台。
- カラテの次走メモ: 【注目】好位のインでレースを進めていたが、差し有利の競馬になってしまったし、今回は2200mも長かった。前走の鳴尾記念は前が詰まりっパなしで力を出し切れなかったが、57.5kgで新潟記念、59kgで新潟大賞典を勝ってしまうほどの馬なので、次走以降も条件が揃えばまだまだ活躍できそう。
- チェルヴィニアの次走メモ: 【注目】今回は勝ったボンドガールが強すぎただけで、重賞級の能力を十分に感じる内容だった。ハービンジャー産駒で母父オークス2着馬チェッキーノなら距離はもっとあった方が良さそうなので、次走、1800m~2000mぐらいに距離を延ばせばパフォーマンスを上げてきそう。あとは今回は逃げる競馬をしたので、控えた時に上手く運ぶことができるか。
- カラテの次走メモ: 【注目】道中は好位のインで脚をため、いい手応えで勝負どころを迎えることができたものの、そこから前が詰まりっぱなしで不完全燃焼の一戦となってしまった。中間に一頓挫があり斤量も59kgだった新潟大賞典を勝っているように、7歳でもまだまだ衰えはない。次走、スムーズな競馬で巻き返しを。
- ソールオリエンスの次走メモ: 【注目】スタート後、少し出していきタスティエーラをマークするようなポジションになり道中は絶好位で折り合ってレースを進めることができた。ただ、勝負どころからなかなか進路ができなかったぶん脚を余してしまった感じになってしまったし、「左回りでバランス的に内へ倒れるようなところがありました」とコメントしていたように、東京のコースだったこともマイナスだった。ただ、父キタサンブラック×母父Motivator(サドラーズウェルズ系)で秋以降にまだまだ成長が見込める血統で日本ダービー2着は能力が相当高い証だし、順調にいけば次走以降でまだまだG1のタイトルを手にすることができそう。
- スターズオンアースの次走メモ: 【注目】久々のマイル戦だったが、好位を取ることができてソダシをマークしてのレース。最後は上位2頭に切れ負けしてしまって3着だったものの、今回は距離適性ぶんの敗戦。桜花賞こそ勝っているが、2000m~2400mの方が圧倒的に高いパフォーマンス見せる馬。次走以降、中距離戦線での活躍がかなり楽しみになる内容だった。
- ソールオリエンスの次走メモ: 【割引】スタートは五分に出たものの、二の脚がひと息で後方からの競馬に。その後は馬場のいいところを追走し、勝負どころでもワンテンポ置いてからのスパート。重馬場だったにもかかわらず、1000m通過タイムの58秒5は皐月賞史上3位となる超ハイペースも味方して、ゴール前は末脚を爆発させてG1初勝利。横山武史騎手の騎乗がお見事だった内容だったので、能力の高さは認めつつも、次走は過信しないようにしたい。
- スターズオンアースの次走メモ: 【注目】やや出負けしたうえに外のキラーアビリティにぶつけられて後方からの競馬。ジャックドールが後続に脚を使わせながら逃げていたので、イン前有利の展開になってしまったが、鞍上は直線で進路が開くまで慌てず騒がずジックリ乗っていた。そして、最後は上がり3ハロン最速の34秒4で追い込みハナ2着。出走メンバー中いちばん強い競馬をしていたのはこの馬で、一線級の牡馬を相手にしてもヒケを取らないところを見せた内容だった。次走以降も当然、期待したい馬。
- ジャスティンパレスの次走メモ: 【注目】好スタートから逃げるアフリカンゴールドをマークしながら、終始、内ラチ沿いを追走。4コーナーから直線入口に向けてやや詰まる場面もあったが、最後は力強く抜け出して重賞2勝目。次走、春の天皇賞に向けて視界良好といえる競馬だったので、本番を楽しみにしたい。
- ドウデュースの次走メモ: 【注目】ダービーと比較すると18kg増の馬体重。向正面から4・5頭ぶん外を回る安全運転でも、勝負どころから一気に進出して3馬身半差の完勝。このメンバーではレベルが違い過ぎた。まだまだピークにない状態だったし、次走のドバイに向けて視界良好といった内容だった。
- ソールオリエンスの次走メモ: 【注目】道中は中団やや後方で脚をためる競馬。ただ、逆手前で回ってきた4コーナーで外に飛んでいく若さを見せてしまった。それでも、レースラスト3ハロン 12.2-11.7-11.5 の加速ラップで余力を残しての勝利。相当な能力の高さを示すことのできた一戦だったし、血統的には皐月賞や菊花賞、凱旋門賞にも向いていそうな馬。次走、どれだけパフォーマンスを上げてくるが非常に楽しみ。
- ジャスティンパレスの次走メモ: 【注目】10番枠からのスタートだったものの、1週目の3コーナーで内ラチ沿いを確保。レース運びは悪くなかったように見えたが、1秒1差7着。レース後にマーカンド騎手もコメントしていたように、まだ体が出来上がっていないぶん、瞬発力勝負に対応しきれなかった印象。まだまだ成長途上の段階でこの秋は神戸新聞杯を0秒6差の完勝して菊花賞3着。遡れば昨年のホープフルステークスで2着を結果を出していることを考えれば、潜在能力は相当。次走以降、馬が完成されてきたときにどこまで活躍してくれるかが非常に楽しみな馬。
- ダノンベルーガの次走メモ: 【注目】内有利の馬場で外を回りたくなかったが、14番枠からの競馬になった影響で終始、4頭ぶん外を回らされる距離ロスがあったし、勝負どころでは外からユーバーレーベンに絞められてプレッシャーの大きな競馬にもなっていた。ただ、ゴール前で川田騎手が立ち上がった不利に関しては、脚いろが鈍っていたので、それがなくても着順は変わっていなかった印象。スムーズに運べて伸びきれなかったダービーでも感じたが、この馬に2400mは少し長い。一方、右トモに不安がある馬なので、右回りではパフォーマンスを落とすタイプ。次走以降、左回りの芝2000m以下と狙うべき舞台は分かりやすい馬。
- カラテの次走メモ: 【注目】特に大きな不利や騎乗ミスなく回ってきたように見えただけに、今回の敗因は距離と考えて良さそう。ただ、ズブさが出てきているので、現時点では1800m~2000mがベストな印象。天皇賞(秋)ではスムーズさを欠いて0秒7差8着とG1でも力を出し切れれば勝ち負けできそうな雰囲気は見せている馬なので、次走、距離短縮での巻き返しに期待したい。
- ジャスティンパレスの次走メモ: 【注目】戦前は「前走からの上積みは期待ほどではない」と陣営のトーンも低く、外枠(17番)を引く形となってしまったが、鮫島克駿騎手がほぼロスなく乗っての0秒1差3着。今回3000mをこなしはしたが次走以降、2200m~2500mあたりの距離で高いパフォーマンスを見せてくれそうな馬。
- ジャスティンパレスの次走メモ: 【注目】戦前は「前走からの上積みは期待ほどではない」と陣営のトーンも低く、外枠(17番)を引く形となってしまったが、鮫島克駿騎手がほぼロスなく乗っての0秒1差3着。今回3000mをこなしはしたが次走以降、2200m~2500mあたりの距離で高いパフォーマンスを見せてくれそうな馬。
- スターズオンアースの次走メモ: 【特注】スタートでスタニングローズが外にヨレた影響でナミュールとアートハウスに挟まれてしまい後方からの競馬。道中はペースが流れず、馬群もバラけなかったので最後は馬群の狭い隙間を縫っての追い込みとなったが、上がり3ハロン最速の脚で0秒1差3着。外を回していれば掲示板にも載れなかっただろうし、厳しい展開のなかでルメール騎手の手腕で馬券圏内まで持ってきた印象。戦前から「右回りは得意ではない」というコメントも出ていたので、次走、ジャパンカップでスムーズな競馬ができれば、牡馬や古馬を一蹴するチャンスもありそう。
- ジャスティンパレスの次走メモ: 【注目】道中は好位のインをロスなく立ち回り、直線でゴーサインを出してからは一頭だけ手応えが違い、2着に0秒6差の圧勝。昨年末のホープフルステークスで2着に好走した後の2走は、出遅れた皐月賞、母父欧州型のディープインパクト産駒は好走確率が下がるダービーと敗因はハッキリしていたので、今回は順当に巻き返したと言っていい内容。次走、相手が強くなってもどこまでやれるか非常に楽しみ。
- ドゥレッツァの次走メモ: 【注目】向正面で早めに動いて1・2着馬の外につけ、勝ちに行くレース運びをしていたが、3~4コーナーで4頭ぶん外を回らされる形になってしまい、直線での伸びに影響してしまった印象。今回は悲観する内容ではなさそうなので、次走での巻き返しに期待。
- カラテの次走メモ: 【注目】自分から動いていきたいタイプだが、中団の内でレースを進める形になってしまったので、この馬の形に持ち込めなかった。それでも、最後の伸びが不満に見えたが、それは+10kgで過去最高馬体重での出走になった影響かもしれない。次走、馬体を絞って相手関係が楽になれば、巻き返しも。
- ドウデュースの次走メモ: 【注目】レース前から堂々と落ち着き払い、大観衆の前でもドッシリ構えていた。スタートしてからはスムーズにダノンベルーガとジオグリフの後ろにつけ、道中はこの2頭を見ながら完璧に折り合ってレースを進めていた。4コーナーでジオグリフの外に出してからは皐月賞の鬱憤を晴らすような素晴らしい伸びを見せ、イクイノックスをクビ差しのいでの勝利。二度成長するといわれるハーツクライ産駒なので、まだまだ強くなるだろうし、順調なら次走以降も大きなタイトルを何度も獲れそうな雰囲気を感じた。ただ、母父がVindicationの米国血統。頑張ってほしい気持ちは強いが、凱旋門賞で通用する血統ではない。
- ダノンベルーガの次走メモ: 【注目】皐月賞では1週前追い切りで余裕を残すことができず、仕上がり過ぎていたなかでの出走だった。そこから立て直し、ダービーを勝てる状態に持ってくることは厳しかった。10kgの馬体減もその影響だったか。マスコミ各社で報じられていた右トモの不安は、テレビ中継の解説をしていた元調教師にも指摘されていたし、そのためか最後の直線でも内にモタれて走ってもいた。それに、スタートから直線まで終始、外からジオグリフに締められて苦しいレース展開でもあった。ただ、皐月賞からダービーにかけ、少しずつ調整過程に狂いが生じたなかでどちらも4着に好走していることは能力が相当高い証だし、夏でしっかり立て直してくれば、次走以降、大舞台での勝利も十分期待できる。
- スターズオンアースの次走メモ: 【注目】スタートから中団外め追走し、ラストは上がり3ハロン最速の脚を使って二冠達成。フェアリーステークス・クイーンカップでは今回の出走馬の何頭かに負けていたことを考えれば、ここ2走での成長が著しいし、スタンド前発走、サウンドビバーチェの競走除外でのスタート時刻遅れというなかでも力を出し切ることができた精神力も一級品であることを証明した。現時点では不安走はなく、うまく夏を過ごして牝馬三冠を目指したい。
- カラテの次走メモ: 【注目】今回は勝負どころから早々に手応えが悪くなってしまい、0秒8差7着と掲示板をはずしてしまったが、美浦から栗東への転厩初戦だった影響もあったのかもしれない。次走は新たな所属先にも慣れてくるだろうし、巻き返しに期待しても良さそう。
- ドウデュースの次走メモ: 【特注】大方の予想に反してペースが流れず、前半1000mの通過タイムは過去10年(良馬場のみ)で一番遅いものだったので、今回の最大の敗因は控えすぎてしまったこと。4コーナーで8頭ぶん外にまで出して上がり3ハロン最速の脚で追い込んだものの、0秒3差3着どまりだった。次走、ダービーで末脚の生きる流れになれば、勝ち負けできる可能性は大いに感じる内容だった。
- ダノンベルーガの次走メモ: 【注目】最内枠からの競馬で外の出せる場面もなく、終始、馬場の悪い内を走らされる形になってしまい、0秒3差4着。次走、ダービーでの巻き返しに期待したいところではあるが、今回で陣営が想定していた以上に馬が仕上がってしまっていたようなので、他馬と比較すると上積みは大きくないかもしれない。
- ジャスティンパレスの次走メモ: 【注目】これまでは先行できていた馬がミルコ騎手に乗り替わった途端に出遅れ。1~2コーナーで3・4頭ぶん、3~4コーナーで4~8頭ぶん外を回る距離ロスもあった。さらに展開も遅かったので、まともに競馬にならず、0秒8差9着。2歳時にはホープフルステークスで2着に好走している実績があるし、父ディープインパクトに母父が欧州血統のRoyalAnthemなら、まだまだ成長が見込める血統。今回で終わるようなことはないはずなので、次走以降での巻き返しに期待したい。
- スターズオンアースの次走メモ: 【注目】スタートダッシュがそれほど速くなく中団やや後方からの競馬。馬群にもまれる厳しい形になっていたが、コーナーではイン2頭目と距離ロスのない追走はできていた。直線に向いてからはなかなか進路ができなかったり、内の馬にぶつけられる場面があったりしたものの、最後はウォーターナビレラをハナ差捕らえて勝利。例年の桜花賞と比較すると流れが落ち着いていたことを考えると、着差以上の内容だし、次走、二冠のチャンスも十分にありそう。
- ドウデュースの次走メモ: 【注目】朝日杯フューチュリティステークスから400mの距離延長となったが、道中の折り合いは許容範囲。ただ、3コーナーでロジハービンに前に入られてしまったことにより、勝ち馬の1馬身後ろから3馬身後ろまで位置を下げてしまったのは痛かった。それでも、クビ差2着まで差を詰めたのは能力の高い証だし、次走、皐月賞で今回のモヤモヤをスッキリさせたい。
- ブローザホーンの次走メモ: 【注目】道中、最内かイン2頭目を追走した馬が掲示板に載ったレース。この馬は大外枠16番枠からの競馬になった影響で、終始3・4頭ぶん外を回る競馬になってしまった。そのぶん末脚が鈍ってしまったようで0秒8差9着。次走、立ち回り次第では巻き返せそう。
- ドウデュースの次走メモ: 【注目】道中は中団でしっかり脚をためて馬場のいい外に出して直線へ。オタルエバーに寄られる場面があったものの、しぶとい踏ん張るセリフォスを競り落としての勝利。とにかく鞍上の指示に従順で、毎回力を出し切ることができるのがストロングポイントの馬だし、ハーツクライ産駒なので、クラシックディスタンスにも対応できる血統。次走以降のさらなる飛躍に期待。
- ブローザホーンの次走メモ: 【注目】向正面で馬群の最後方まで下がったが、3~4コーナーは最内を回ることができた。直線に入ってからやや外めに出してスペースをうかがうが、キャノンコアとアキノスターが壁になって内に切り替える場面と、エルイエロに寄られて進路がなくなった場面があり、スムーズに追い込むことができなかった。それでも0秒8差4着まで差を詰めたし、次走、前進が期待できそうな内容だった。
- カラテの次走メモ: 【注目】スタート直後に挟まれて位置を取れなかったし、状態も本調子ではなかったとのこと。ただ、現状ではG1でも荷が重い印象があるので、次走はG3あたりで再度好走を期待したい。
- カラテの次走メモ: 【注目】好位追走から絶好の手応えで直線に。残り300m付近まで前が壁になったが、ゴーサインを出してからの伸びは秀逸。馬の充実ぶりが際立ち、ここでは能力が抜けていた。次走、相手が強くなっても楽しみ。
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近走成績
データ
次走メモ
オッズ
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近走成績
データ
次走メモ
オッズ
- 2走前の次走メモ: 【割引】見事1着。道中、後方でじっくりと様子を見ながら走り、後半になって外を回って追い上げていった。直線では大外から力強く追い込み、ベラジオオペラやプラダリアをかわして先頭へ。この馬は道悪に強く、今回G?での初優勝を果たした。馬券内の馬のほとんどが道中は後方に位置してしていたレース。この馬もそのうちの一頭で、展開が向いたと見て次走は警戒が必要か。
3
近走成績
データ
次走メモ
オッズ
- 前走の次走メモ: 【注目】人気に応えて1着。道中、後方でじっくりと構えて競馬を進め、直線では大外に持ち出された。そこから一気に伸び、内にいたタスティエーラらを交わし抜け出す。ラスト600mは32秒5というタイムで、驚異の決め手を披露し、2歳の時から始まったGI制覇を4年連続で達成した。前々で進めた人気薄2頭が馬券に絡んだレース。この馬は後方に位置しており、展開不利の中の好走と見て次走も注目したい。
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近走成績
データ
次走メモ
オッズ
- 4走前の次走メモ: 【注目】ゲートで何度か後ろにモタれていたようで後方から。勝ったドウデュースをマークしながら回ってくることはできたものの、切れ負けして0秒3差4着。能力の高さで秋の3戦も好走したが、本質的には長距離でしぶとさを生かす形がベストのようなので、次走以降、阪神大賞典→天皇賞(春)なら期待したい。
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近走成績
データ
次走メモ
オッズ
- 2走前の次走メモ: 【注目】1番人気に応えて1着。今回も追走中は構えてじっくりとしたペースで進み、直線では外に出して加速。内で競り合う3頭を追い上げ、そのまま抜け出して1着を確保。決め手の巧みさが光った。中山、東京の芝2500mの重賞レースを連勝した。引き続き次走も期待してみたい。
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近走成績
データ
次走メモ
オッズ
- 3走前の次走メモ: 【注目】昨年のこのレースでも同様のことを感じたが、この馬にとって2400mは少し長い。イクイノックスと違って右トモに不安のある馬なので、中3週で仕上げるのは難しかったようで、前走の天皇賞よりデキは落ちていたようにも感じた。能力は相当高いが得意な条件が限られているうえに万全の態勢で送り出すのが難しいタイプなので、次走以降も出走条件と当日の状態での見極めが必要。
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近走成績
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母のデビュー戦: 出走なし きょうだいの デビュー戦: 0-0-0-0 |
- 3走前の次走メモ: 【注目】3着を確保。中団を追走し、勝負所で鞍上が追い始めて進出。直線では外から伸びて3番手に進出。この馬にとって向かないスローペースの決め手勝負であったが、その中で上手く追い上げた。次走も引き続き期待して良さそう。
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オッズ
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近走成績
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母親の新馬戦: 2着(2人) 東京芝1400m きょうだいの 新馬戦: 1-0-0-0 |
- 前走の次走メモ: 【割引】1番人気に応えて1着。オークス以来の実戦で仕上がりを見せた。中団でレースを進め、直線で余裕の手応えのまま間を抜けて先頭に立った。関西遠征も問題なくこなし、GIを連勝したことで、この世代の牝馬の中でも能力の高さを示した。馬券内の馬のほとんどが道中は後方に位置してしていたレース。この馬もどちらかというと後方に位置しており、展開有利と見て次走は割引か。
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近走成績
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次走メモ
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- 3走前の次走メモ: 【割引】圧倒的人気を裏切り、2着。内目の枠からスタートし、中団でレースを進めた。第4コーナーから外に持ち出し、直線で追い込んできて2番手でゴール。勝ち馬プログノーシスには距離を置かれたが、こちらの馬の方が重い負担重量を背負っており、経験も少ない。GIの勝利経験があるが、まだ伸びしろのある馬である。6着までの馬は、ほとんどが後方に位置していた。その中の一頭であったこの馬は展開有利だったはずで、次走は割り引きたい。
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- 2走前の次走メモ: 【割引】2馬身差での2着。前半は中団追走を保ちつつ、勝負所で一息つけた後、外へ持ち出されて差を詰めてきた。直線では外側から追い込みをかけ、ベラジオオペラとプラダリアを抜き去り2番手まで浮上。道悪をものともしなかった点が重要であった。馬券内の馬のほとんどが道中は後方に位置してしていたレース。この馬もそのうちの一頭で、展開が向いたと見て次走は割引か。
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近走成績
データ
次走メモ
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- 2走前の次走メモ: 【注目】中山芝2500mでは圧倒的に不利な大外16番枠からの競馬だったが、スタートから出して1周目正面スタンド前では内ラチ沿いの2番手。道中も2番手集団で脚をしっかりため、ルメール騎手の素晴らしすぎるレースコントロールが光っていた。ただ、唯一の誤算はまともに内にモタれる面を出してしまい、最後の直線はまともに追えていなかった。それがなければ勝てていただけに悔しい内容となってしまった。これでデビュー以来12戦全連対と安定感は抜群。次走以降も当然目が離せない馬。
※オッズ最終更新 15:52
※過去成績は中央競馬のレースのみ表示しています
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