のりまろです。
さて、今年もやってきました有馬記念!!
私の1番大好きなレースです。
もう無条件にワクワクしてしまいますよね。
今年もかなり良いメンバーが揃いました。
私にとっては初めての帯馬券を獲得したレースでもあり、昨年は#リスグラシューを大本命にして涙を流すなど、本当に思い入れが深く、さらに相性の良いレースです。
また有馬記念の重要なファクター、枠順ですが、皆さんの本命候補は希望の枠に入りましたでしょうか?
有馬記念だけは枠や展開抜きに細かな予想をせず、好きな馬に賭ける!という方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、有馬記念はメンバーと馬場で傾向が偏りやすいレースなので、予想した結果が伴いやすいレースだと捉えています。
さらには今年は例年よりも更に傾向が偏っていると考えていますので、大きな馬券が取れる可能性があると思っています。
御託は抜きにして、早速予想に入っていきましょう!
◼️有馬記念◼️ GI
中山2500m 右回り 16頭
●有馬記念攻略の鍵は2つだ!!●
★暮れの中山の馬場傾向を読み解け
有馬記念攻略のポイントはとにかく馬場。
1に馬場、2に馬場、3.4も馬場...ぐらいに馬場が大事。
中山のこの時期の馬場はとにかくボコボコの芝状態になります。
さらに今年は雨の影響が少なく乾燥した芝状態になっていて、例年よりも1.5倍程硬くて力の要る馬場になっているのでは。
皆さんご存知の通り、有馬記念で好走する馬は、高速馬場が得意な馬ではなく、持久力やスタミナに秀でた馬が多く、さらにはトリッキーな中山2500というコースなので、大跳びでは無くて小回り性能の高い馬を狙うべしです。
これはもうセオリーですよね。
昨年は諸々の影響もあったかもしれませんが、高速馬場大得意の#アーモンドアイが着外に敗れているわけです。
それが有馬記念なんですよ。
盲目的になってはいけません。
とにかく厳しくタフなレースとなるわけです。
では、今年はどれくらいタフな馬場になっているかホープフルSを基軸にして見てみましょう。
ホープフルSを基軸にする理由は、2歳トップクラスの馬が出て来ますので、各馬の質が高く、年によって大きく決着タイムが変わるレースではないと思うからです。
今年のホープフルSですが、決着時計は2.02.8です。
上がり最速は#ダノンザキッドと#ヨーホーレイクの36.4。
ペースは1000m通過が1.01.9とミドルペースで流れたレースで、時計だけで見るとスタミナがそこまで問われるものではなかったはずです。
並べて見ていきますね。
2020年
2.02.8 上がり36.4 1000m(1.01.9)
2019年
2018年
2.01.6 上がり35.6 1000m(1.02.5)
2017年
2.01.4 上がり35.5 1000m(59.6)
2016年
2.01.3 上がり35.7 1000m(1.00.3)
2015年
2.01.8 上がり34.1 1000m(1.02.1)
2014年
2.01.9 上がり34.8 1000m(1.01.5)
どうでしょうか。わかりますよね。
7年の内で決着タイムは唯一の2.02秒台、かつ、唯一上がり最速が36秒台となっているんですよね。
馬場がいかに厳しい状態であるかを物語っています。
いやいや、今年はキレない馬が多かっただけじゃないの?と思われるかもしれませんが、今年出走の#ヨーホーレイクはキレのあるディープ産駒です。
しかしながら36秒台の上りになってしまったんですよね。
よって、有馬記念本番も速い上がりで勝ち切りたい馬にとってはめちゃくちゃ厳しいレースになると決め込んで考えていきます。
パワー系、スタミナ系が例年よりも、さらに、さらに、さらに有利になると見ているわけです。
上がりの掛かる競馬でしか勝負にならない馬が複数いますからね。これは荒れる要素。
面白くなって来ました。
★展開を読み解け
2つ目のポイントは展開。ペースですよね。
これはどのレースでも同じですが、有馬記念ではより一層大切になってくる。
今年は最内枠の#バビットと内枠偶数番を引きました#キセキの2頭がペースを作るでしょう。
有力馬の#フィエールマン、#クロノジェネシス、#ラッキーライラック、#ワールドプレミアあたりはいずれも中団より後ろからになるはず。
これによりクッキリと輪郭が湧き上がってくる鍵は#キセキの逃げ。
#キセキはどう見てもパワー系の馬で、ドタドタとした強い走りで荒れた馬場には滅法強い。重馬場よりも、こういった渇いて荒れた馬場が1番合うと見ます。
そうなると、先述した通りただでさえ速度の出ない馬場で行われる今年の有馬記念な訳ですから、後ろから嫌でも前を捕まえにいかなくてはならない有力馬達は相当しんどいレースを強いられる。
よもやすると、荒れた馬場を得意とする先行組を捕まえにいけない場面でさえ想定する必要があるのでは。
スローからの瞬発力勝負はまずあり得ない。
ミドル以上で流れ必ずや持久力勝負、スタミナ勝負になってくる。
早めに捕まえにいかないと勝ち目はない、という展開になるので、ラスト4Fから5Fの、後ろと前残りを企てる馬との究極の勝負になるでしょうね。
もうこれで印はほぼ決まってきましたね。
展開も触れておきましょう。
★レース展開について
先頭は#キセキと決め打ち。
ゲート後すぐは内の利から#バビットがいくと思いますが、入れ替わるはず。
その後に付けれると考えるのが#オセアグレイト、さらには#カレンブーケドールと#オーソリティがつけるか。
少し間が空いて枠の利を活かして内枠勢が占めそうで、#ラヴズオンリーユー、#ブラストワンピース、その外に#クロノジェネシス、#ラッキーライラック、#モズベッロ。
この集団はポジション争いが激化。位置取りで結果が大きく変わる。
さらに#フィエールマンが付けて、後方は#クレッシェンドラヴ、#ペルシアンナイト、#ワールドプレミア、#サラキア。
隊列は4つぐらいに大きく分かれそう。
向こう正面で誰がどう動くかが非常に大事。
むしろ、早く動かないと知らないぞ?って展開になってしまうんだろうなと思ってます。
3つ目、4つ目の集団の外を回すことになりそうな馬達は迷わず減点して考えたい。
さぁ、頭の中ではレースが完成したので、後は買い目だけ。
思い切りいこう!!!!
★印★
◉ 9番#クロノジェネシス
○ 6番#キセキ
▲10番#カレンブーケドール
★買い目★
単勝 9
馬連 9-6.10(本線)
三連複 9-6.10-6.10.4.2.15
三連単
9.6-9.6.10-6.10.4.2.15
9-6.10.4.2.15-6.10.4.2.15
本命は9番#クロノジェネシス。
今年大ブレイクの宝塚記念覇者の彼女に全てを託します。
2月に行われた京都記念で本格化し、このタイミングで今年の有馬記念は#クロノジェネシスでいくと宣言していました。
高速馬場の内有利な大阪杯を2着、極悪馬場のパワーと持久力が問われる宝塚記念を圧勝、さらに実質スローからの上がり勝負となった天皇賞秋で3着。
どんな展開であれ好走出来る、絶対的な能力の高さを示し続けている本馬。
そして今回、この馬の真価が問える馬場、展開のレースが巡ってきました。
本来重馬場が得意な馬はいないと思っていて、この馬も得意ではなく、他馬より走れるだけ。ですが、この渇いたパワーがいる馬場は得意な部類に入ると見込んでいます。
力強いグリップ力から繰り出される推進力、そのスピードを長く保つことが出来る心肺能力。
それがこの馬の強さです。
上がりの掛かる馬場で、スタミナが問われる今年の有馬記念では、その強さが全開に発揮されるレースになるに違いない。
乗り慣れた北村友一ジョッキーですし、向こう正面から先団を見据えて一気にアクセルをかけて、ゴール前では全ての馬を交わし切ってくれると思います。
奇数枠からのスタートだけが不安点ですが、良いポジションを取って欲しい。
次代の最強牝馬の称号へ。突き抜けろ。
対抗は6番#キセキを抜擢。
選んだ理由は先述した通り。
上がりの出る東京コースと違って小回り中山2500m、かつスピードがとにかく出ない今年の馬場であれば、前走以上の見せ場があって何らおかしくない。
秋4戦目であるのに調教では元気いっぱい。
この馬のスタミナの奥深さには恐れ入る。
状態には何ら不安はなさそうだ。
こういった馬場で行われる場合、各馬とにかくロスなく走りたいところだが、ゲートさえ出てしまえばこの馬は1番良いポジションを取ることができるだろう。
有力馬同士が後ろで意識し合う展開になる事も好都合。
逃げ馬が波乱を巻き起こしやすい要因が全て揃ってしまっている今年の有馬記念、1番の惑星は#キセキ。
不安が高まるこの御時世にも、奇跡は容易に起こり得ることを証明して欲しい。
宝塚記念と近いレース展開にはなるだろうが、コンディションとしては#クロノジェネシスと当時程の差は付かないだろう。
頭まであると見て馬券を組みたい。
3番手は10番#カレンブーケドール。
相手なりに走る優秀な馬。
ジャパンカップでは鋭い脚を見せ付けたが、本質的には上がりの掛かる競馬の方が合いそうなイメージ。
スタミナが問われる馬場適性も高く、小回り性能に長けた走法ですし、持久力勝負であっても真正面から闘える。
良いポジションにつけることができるだろうし、怖いのは有馬記念を知り尽くした池添ジョッキー。
前へいく#キセキや#バビットを見ながら、絶好の位置で運び、うまく立ち回ってきそう。
ただし、決め手に欠ける部分がどうしてもある為、頭まではどうかと考えます。
脇役感の強い馬ですが、実力は本物。
侮ってはなりませんね。
紐は印の通りで、良い位置に付けて、さらには上がりのかかる競馬が得意で、かつスタミナとパワーのある#ブラストワンピースと#ラヴズオンリーユーを選択。
そして鞍上も何か狙ってきそう。
#フィエールマンに関しては無印。断腸の思いで切ります。
やはり上がりの速い勝負に強く、これだけ上がりの掛かる馬場はかなりマイナス。
さらには位置取りも外を回すことになりそうですし、逆風があまりにも多い。
昨年よりもより一層、大箱でこそ能力が発揮される馬に成長してきたようなイメージです。
#ラッキーライラックに関しても、やはり瞬発力が問われる展開が向くでしょうし、今回の有馬記念では私は軽視したい。
以上、長くなりましたが有馬記念の予想でした!
皆さんの夢は何でしょうか。
明日は思う存分、夢を見ましょう。
素晴らしい有馬記念を!!!
それでは、のりまろでした!