のりまろです。
さて、1月競馬も後半戦。
みなさま、今年の馬券の調子はいかがでしょうか。
私はぼちぼちなところで、今年は早めにどこかで大きな馬券を取って余裕を持って毎週末の競馬を楽しみたい。
本当、そう簡単にはいきませんね。笑
中山競馬場に関して、土曜日は雨が降り続け、後半はかなり馬場が重たくなっていました。
日曜日は早朝が雪予報となっていて、馬券は前日発売が中止となり、開催されるかどうかも少し怪しいところ。
しかしながらAJCCについては、元々雨予報の中で狙いたい馬がいまして、週始めから買いたいレースだなと思っていたので、今回ブログに記している次第です。
では早速ですが、予想に参りたいと思います!
◼️AJCC◼️ GII
中山2200m 右回り 17頭
★今年のレースポイント
今年の最大のポイントは、重たい馬場云々の前に4歳馬の取り扱い。これです。
1番人気から3番人気を4歳馬牡馬が占める今年のAJCC。
AJCCはハンデの影響もあって、明け4歳の成績が良いレースではあるのですが、今年の4歳牡馬の世代レベルは高くないと感じています。
競馬は投資と同じく、価値が上がる馬を先物買いした人間が美味しい思いをします。
価値が上がってしまい、大衆の注目が集まってしまうと(人気を被ってしまうと)美味しくありません。
AJCCの上位3頭がその美味しくない状態になってしまっているのではないでしょうか。
では、この3頭はなぜ人気を被っているのでしょうか。
そうです、#コントレイルの存在が理由ですよね。
#コントレイルと菊花賞で接戦を演じた#アリストテレスが大注目を浴びて1番人気。
そして菊花賞3着馬で中山巧者なイメージのある#サトノフラッグが2番人気。
さらに神戸新聞杯で#コントレイルの2着となった#ヴェルトライゼンデが3番人気という状況。
確かに、クラシック戦線を世代トップで戦い抜いた牡馬達であり、世代の中では相当強い部類です。
さらに伝説的なレースとなったジャパンカップで#アーモンドアイに肉薄した#コントレイルを物差しにした際、この3頭も高い力があるのかもしれない。
この「かもしれない」が、オッズ上からは「ある」という風に強制変換されているように思えて仕方ありません。
そもそも、菊花賞は#コントレイルにとって得意とは決して言えないコースであり、陣営が話す通り、クラシック戦線の中で1番厳しいレースを強いられたものでした。
かたや#アリストテレスはステイヤー気質かつフレッシュな状態でレースに臨み、完璧なレースをしての2着。
#サトノフラッグについては報知弥生ディープ記念の印象がディープインパクトを彷彿させるレースっぷりで人気偏向型に。
当レースの2着馬、#ワーケアは新潟記念(GIII)で10着と振るわぬ成績です。
#ヴェルトライゼンデはレベルの高いステイヤーならば菊花賞7着という結果にはならないはず。
そもそも4歳牡馬世代が古馬の壁に跳ね返され続けているわけです。
#コントレイルという圧倒的な存在にまやかしを受けてしまってはいけません。
株で言いますと、自社の力ではなく、他社や業界全体等の他の要因で連れて高騰してしまった銘柄のような状態。
要はこの3頭をこの人気で買うことは美味しくないと思うわけですよね。
もちろん、上位独占の可能性はありますが、この人気であればハイリスクローリターンです。全く悔しくありません。
ここは思い切って3頭まとめて切りの評価でいきます。
★レース展開について
土曜競馬12Rを見る限り、馬場は相当重たくより一層スタミナを要する馬場状態。
時計がかかり、ペースが上がらず、じりじりと長く良い脚が求められるロンスパ&スタミナ戦になると決め打って勝負する。
ルーラーシップが勝ち切った2012年のAJCCのように、後半1000mを1.00.0〜1.01.0の間、それぞれ12秒台前半でまとめなければならない、かなり苦しい後傾ラップレースになると考えます。
道中はノンストレスでロスなく立ち回り、最終コーナー手前からアクセルをかけて馬場の伸びるところを通すことができるかが勝利への鍵。
隊列想定。
まず前にいくのは#ジェネラーレウーノ。
テン乗りの武藤ジョッキーがどれだけ行かせるか分かりませんが、本馬の近走の状態を見ていると、そこまでペースを上げることが出来ないのではと見立てる。
ハイペースで行ってこその馬なんですが、馬場コンディションも相まって怪しい。
さらに外枠勢の#ジャコマルと#マイネルハニー、#ナイママが先団を形成。
牽制し合うが劇的にペースが上がることはないでしょう。
この集団を見ながら進めるのが#ウインマリリンと良い枠を引いた#タガノディアマンテ。
この2頭は良い位置を取れそうな感じ。
ここで#ウインマリリンについて触れておくが、先に述べた通り、今年のAJCCはかなり厳しいレース展開になる。
ただでさえタフな中山2200な上に、馬場コンディションも最悪。
これは4歳牝馬に取っては相当厳しいレースになると見て、馬券的には見送りたい。
この後ろに付けたいのは#ステイフーリッシュ、#モズベッロ、#アリストテレス、#ヴェルトライゼンデあたり。
どこで仕掛けるかが鍵となる集団を形成。
その後ろに#ラストドラフト、#サンアップルトン、#ベストアプローチなど。
長く良い脚を使える実績馬が揃っていて非常に怖い集団を形成する。
追い込み勢に#サトノフラッグ、#ランフォザローゼス。
こんな感じの隊列でしょうか。
人気を背負う#アリストテレスがマークされる展開になると思うので、#アリストテレスの前で競馬が出来るところに穴の匂い。
また長く良い脚を使いたい実績馬集団が#アリストテレスを後ろからマークして差し込んで来そうな気配。
荒れそうな匂いが物凄くありますね。
★重馬場&中山適性
重馬場の中山は求められる適性レンジがとても狭い。
ただでさえクセのあるコース形態の中山競馬場。
良馬場であれば適性が低くても能力だけで勝ち切ってしまう馬がいますが、重馬場となれば圧倒的に能力よりも適性が求められる。
ここはグリップ力に優れたピッチ走法&力のある馬を狙い撃ちにしたい。
大きな跳びで大箱向きの馬は大きく割引く。
#アリストテレス、#ヴェルトライゼンデはこの部分でも割引対象。
東京や京都の方が確実に合う走法です。
以上、レース見解。
適性部分も重視し、展開に合った5歳以上の馬を狙い撃つレース。
さぁ、高配当狙ってぶん回そう。
★印★
◎ 2番#サンアップルトン
★買い目★
単複 2.10
ワイド2-7(本線)
馬連 2-7.12.6.8.10 7-12.6.8.10
三連複 2-7.12.6.8.10-7.12.6.8.10
本命は2番#サンアップルトン。
とにかくタフで持続力が求められるレースを十八番としている当馬を本命に抜擢。
前走のアルゼンチン共和国杯では、本来得意なレース展開ではない、上がりが求められる競馬だったにも関わらず、しっかりと成果を残したところが成長っぷりを伺わせてくれて好印象。
今回、条件はかなり好転。
重馬場でのレース経験はありませんが、馬場が重たくなることは、血統的にも走法的にも苦にしないと見ています。
あとは善臣先生がどれぐらい巧く立ち回ってくれるか。
内枠を引いてしまいましたので、揉まれて閉じ込められてしまうと味が出ません。
出たなりに後方からの競馬でも持ち味を出し切ることが出来れば、この舞台とこのメンバーであれば勝負になると思います。
調教良く、体調も良さそう。
4歳勢の影に隠れて馬券妙味も相当アリ。
ここは思い切って狙いたい場面です。本命。
対抗には7番#タガノディアマンテ。
こちらも穴サイドですが、中山かつ時計が掛かるコンディションであれば侮れません。
厳しいコンディションで開催された前走ステイヤーズステークスでは、終始先頭でレースを作り、緩い流れながらも2600mを走破した後、12.2、12.0、11.4、11.4という加速ラップを踏んでいて、スタミナの奥深さと底力があることを証明しました。
今回は、前に数頭置いて追走できる展開になるでしょうし、枠もかなり良く、絶好のポジションを取ることができ、追い風がかなり吹いています。
一気の距離短縮で、距離が足りるかというところが課題になりますが、前走後半のラップタイムを鑑みると、この距離でも足りうる脚を使えるのではないでしょうか。
人気は想定10番人気と、こちらも影に隠れてかなり美味しい状況。
馬券内に来る可能性と想定オッズが乖離していて、ここは狙う他ないでしょう。
対抗に抜擢し、強く買いたい。
3番手は12番#ステイフーリッシュ。
上がりの掛かる競馬となればこの馬を軽視する事はできません。
コース適性は良く、過去の戦績から能力が足りるのは言うまでもありません。
一つ気ががりなのは軽微な骨折明けで、この厳しいコンディションを走るという点。
4歳牡馬を軽視するならばこの馬が筆頭格となる訳ですが、馬体のコンディションに若干の不安がある為に、この評価に留めます。
鞍上がテン乗りであることも不安な要素の一つですが、勝ち切るイメージは無くても相手なりに走ってくる馬である為、馬券内には入れておきたい。
後は印の通り。
単穴で気になるのはメンバー中随一の、古馬重賞実績馬、宝塚記念3着馬の#モズベッロ。
仕上がりが不安視されていますが、宝塚記念時もそこまで良くは見えなかったんですよね。怖い存在。
タフなレースかつ重馬場になると適性で勝負になるのではと思っているので、この馬の単複少しと連系の相手に組み込んで馬券を組もうと思っています。
以上、AJCCについての予想&見解でした!!
思い切って穴狙いします!!
それでは、皆さんにとって良い競馬デーとなることを願っています。
素敵な日曜日を!!
のりまろでした!