のりまろです。
さて、祝日の水曜日。今日は朝からブログを書いてみました、暇つぶしにでも良かったら読んでみてくださいね!
コロナウイルスの感染拡大防止のため、外出自粛が続いておりましたが、今日からGWに突入という方も多いのですかね。 曜日の感覚が薄れていくなか、中央競馬があることで週末らしさを感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
金曜日の夜にお酒を飲みながら週末の予想についてあれこれと仲間達と話し合えるのはいつになるのでしょうかね。zoom飲みでは複数人での双方向会話が難しく、熱量までは感じ取れないので。早く皆でわいわいできる日が来ますように。
競馬関係者の方はもとより、こんな中でも各現場にてお勤めされている方には頭が上がりません。くれぐれもお身体は御自愛の上、日々を重ねていただきたいと思います。
いつもの調子で序文を書き出すと毎回堅くなってしまいますが、この記事を読んでいただいているあなた様と、あなた様の御家族が健康に過ごしていただけることを、私は心から願っています。
みなさま、競馬を共に楽しんでいる仲間ですからね。
競馬は大胆に、日々は丁寧に重ねていきましょう。
それでは、今回の記事は【競馬あるある】のVol.2ということで 「スタートで一喜一憂」というテーマにしてみました。
前回の記事では数字の魔力というテーマで長々と書きましたが、みなさまから「めっちゃわかる笑」などとコメントを多くいただきました。今回も共感を得る内容であれば嬉しく思います。
★スタート(ゲート)はめちゃくちゃ大事!
わざわざ言うまでも無く、スタートはめちゃくちゃ大事です。どれだけ強い馬であっても出遅れてしまえば、その時点でほぼ試合終了。全てがパーです。
みなさんもおそらく経験したことあるでしょう、その苦い想い出を共感したいがために、この記事を書いています。笑
ただ、今週末の天皇賞春にもスタートが苦手な人気馬が発送しますよね。そう、 #キセキ です。この馬をどう取り扱うかも「スタート」が鍵ですよね。しっかり出てくれるかどうか。
スタートが苦手な馬を軸にすることがどれだけギャンブルか、を再確認してもらいましょう。
★ゴールドシップで一喜一憂
スタートでハラハラさせられる馬といえば、この馬でしょう。競馬ファンの間でも本当に人気のお馬さん。その日の機嫌でまじめに走るかどうかを決めてしまい、それでいてセンスだけでGⅠ勝っちゃう、そんなお馬さんです 。元々スタートが得意なお馬さんではないのですが、めちゃくちゃ強いので、いつも人気者。なんなら、その気性の荒さ込みでゴールドシップの馬券と付き合っていた方も多いでしょう。
で、今でも語り継がれるのが2015年の宝塚記念。私は鮮明に覚えています。見たことがない方は是非一度見てください。動画はこちらから!
宝塚記念で1番人気の1.9倍を背負うことになったゴールドシップ。15番ゲートからの発走でしたが、ゲートが開いたのと同時に立ち上がってしまいます。2秒から3秒ぐらいでしょうか、出遅れてしまいました。
あぁ、今見ても悲鳴や嗚咽が聞こえてきます笑。
宝塚記念というグランプリレースですから、長い時間を費やして予想し、ゴールドシップに大金をつぎ込んだ方々も多くいたでしょう。
それがもうこの瞬間に全てが終わりました。
ゴールドシップほどの馬ですので、GⅡレベルであれば逆転もあったかもしれませんが、これほどの出遅れとなるとGⅠではそうはいきません。相手も強豪ばかりですので、この時点で終了です。
私はゴールドシップを本命にし、相手には2着に入ったラブリーデイ、紐には3着に入ったデニムアンドルビーを選べておりました。そこに大金を張っておりましたので、スタートで絶叫、結果を見て泣く。この2段階の絶望を味わわせてもらいました。一喜一憂どころじゃないです、満点憂鬱です。
同じ気持ちの方、いらっしゃいませんか・・・
色々な観点からその馬を選び、レースと向き合う際に、スムーズにゲートを出てくれかどうかでマジで 一喜一憂するわけです。
それを含めてゴールドシップを選んだのは自分自身なので、仕方ないんですけどね!笑
もう1レース挙げておきましょう。
これはみなさん記憶に新しいと思いますが、#キセキ が出走しました阪神大賞典(#2020阪神大賞典)ですね。このときのオッズが1番人気で1.6倍です。相当な人数の方々が悲鳴を上げたことでしょうが、元々このお馬さん、出遅れ癖があるんですよね。
頭の中で、割と安定感のあるお馬さんなイメージを持っている方も多いのでは?と思いますが、実はそんなことありません。2019年の有馬記念(#2019有馬記念)でも大きく出遅れて、おしておして出ていってますし、実は凱旋門賞でも出遅れています。かなり癖になっているんですよね。元々ゲートが得意な馬ではないのですが、それが年齢を重ねるにつれて少し酷くなっている印象を受けます。
阪神大賞典ではあれだけの出遅れで、ずーっと外を回して速度を上げて、それであそこまで粘り込んだのですから、スタミナは相当なものがあるでしょう。スムーズにゲートを出ていれば楽々といった印象はあります。まさに一喜一憂タイプのお馬さん。
今回、武豊ジョッキーに乗り替わり、ゲート練習も重ねていたとのことですから、スムーズに出てくれる・・・かも!?しれませんが、そこはギャンブルです。そもそも #キセキ を選ぶことがギャンブル化してる印象はあります。でも素晴らしいお馬さんですからね、嬉しく悩ませてもらいましょう。
ちなみに出遅れたのにも関わらず、素晴らしいレースっぷりで勝ち切ってしまったお馬さんも紹介しておきましょう。これは地獄から天国のパターン!
★ #スペシャルホース
このお馬さんのこのレースは本当に痺れました。
2018年11月10日の京都ダート1,200m(#20181110京都12R)です。出遅れたら終わりのコースでこれですからね。しかも本気で追ってるのはラスト1Fぐらいでしょうか。すごすぎる。
しかしながら、このレース以降の勝ち鞍はありませんでした。とても強いお馬さんだと思っていたのですが、少し残念でしたね。
★ #キョウヘイ
このお馬さんの名前を世に知らしめたレースですよね。2017年1月8日の京都11R芝1,600m、シンザン記念(#2017日刊スポシンザン記念)です。いや、今見てもめちゃくちゃ痛快なレースですね。このとき #アルアイン や #ペルシアンナイト を下してますからね。このレースの前走も重馬場で2着だったこともあって、重馬場では必ず走る!という強烈なメッセージを残してくれたように感じました。シンザン記念後に勝利した唯一のレースも重馬場でしたよね。
★ #キタサンブラック
もはや語ることもいらないレースかもしれませんが、2017年10月29日の東京11R芝2,000m、天皇賞秋(#2017天皇賞)ですね。キタサンブラックにしては珍しく、スタートで出遅れる格好になり、競馬場からは大きな悲鳴が聞こえました。この年の天皇賞秋はめちゃくちゃ馬場が悪くて、各ジョッキーが荒れの少ない外を選択するレースとなったんですが、武豊ジョッキーは内を選択、まさに4角ワープ神騎乗です!!そして見事優勝。このインをすくった騎乗はマジで鳥肌ものでした。え! #キタサンブラック ここにいるの!!ってみなさん思いましたよね。
つらつらと書いてきましたが、スタートが大事ってことは伝わりましたかね笑。
もう、あのスタートでの絶望感は味わいたくないですからね・・・天皇賞春のゲートが開いたタイミングでは喜んでいたいものです。
今回はスタートについて語ってみました。
それでは、また!
のりまろでした。