のりまろです。
さて、6月になりましたね!
競馬の暦では今月からが新年度。
ダービーが終わって今週からは阪神競馬場で競馬が開催されます。
2歳戦も始動しますし、また来年のダービーへ向けて若駒達が凌ぎを削ります。
馬券購入の上でも楽しみなレースとなりますし、6月はビッグレースである宝塚記念もあり楽しみが続きますね!
私にとっては夏競馬が鬼門ですので、この阪神開催の間に大きな馬券を仕留めたい気持ちでいっぱいです。
楽しんで参りましょう!
それでは、早速ですが鳴尾記念の予想に参ります!
阪神開幕週1日目の重賞で、毎年なかなか面白いメンバー構成となる好きなレースです。
◼️鳴尾記念 GIII
阪神2000m (右回り) 16頭
★今年のレースポイント
まず抑えておくべきは阪神競馬場の開幕週&内回り2000mであるという事。
最後の直線が356mしかありませんので、3〜4コーナーでの進出が勝敗の関の山となることが多いレース。
内ラチ沿いをピッタリと回ってきた先行馬が残るパターンも複数回見られ、後方大外からの一気追いとなる馬は厳しい展開に。
強烈な上がりタイムを持っている馬よりか、スタミナ型で渋とい脚を使う馬か、前目につけて一瞬のキレを使える馬が馬券になっています。
また、例年出走頭数は10頭前後のことが多かったですが、今年は2012年の鳴尾記念以来の16頭立て。
かつ、メンバー構成を見ると前で速い展開を作りたい馬が複数。
となると、今年は例年に増して厳しいレース展開になるでしょうし、スタミナと渋とさがより問われるレースになると考えます。
★レース展開について
では、どういった展開になるのか考えてみます。
まず前へ行くのは#キメラヴェリテ。
同じ阪神2000mの若葉S(#20200321阪神11R)では厳しいラップを刻んだ上に直線も粘り込むという強い競馬を見せて2着に。
今回は斤量が52キロと恵まれ、先頭で引っ張るのはこの馬でしょう。
2番手集団には今回が引退レースとなる10歳馬の#サイモンラムセスを筆頭に#サトノフェイバー、#ブラックスピネル、#ドミナートゥスや#テリトーリアルあたりもいくでしょうか。
ざっと挙げても各レースで先頭を引っ張る馬達が並びますので、先頭集団が熾烈な争いになるのは明白、ここはハイペースを想定。
さらに例年とは違い16頭立てとなる為、中段につける馬達のポジション争いもポイントの1つ。インにつけて省エネで3〜4コーナーを回りたい。
となると、コースの特徴とメンバー構成から馬券になるのは先頭集団を追走する形でインを回ってくることができて、スタミナがあり渋とく走れる馬、となる。
★鳴尾記念の特徴
特徴的なデータがあるのも鳴尾記念の魅力の1つ。
抑えておきたいのは以下の2点。
●G1での実績を持つ馬が強い
●池江厩舎がとにかく強い
GIIIのレースではよくある話かもしれませんが、やはり実績馬が強いのがこのレースの特徴。
OP級の馬達が多く出走してくる中、今年の#ラヴズオンリーユーのようにG1での実績を持つ馬が出てこれば、それは格の違いが出ることは当たり前かもしれませんが。
また池江厩舎の相性がとにかく良い。
これは何でしょう、池江厩舎が毎年狙っているボーナスレースなのでしょうか?笑
偶然にしては出来過ぎな成績なので軽視は出来ませんね。
以上を踏まえて、明日の鳴尾記念は以下の印で勝負しようと思います。
★印★
◎ 1番 #パフォーマプロミス
本命は1番#パフォーマプロミスとします。
骨折休養明けの8歳馬というところでいくと4歳馬が強い当レースのセオリーからは外れてしまいますが、展開を考えた時に1番ハマるのは?と考えるとこの馬に行き着きます。
戦ってきた相手は歴戦の強豪馬達。意外にもGIIIは初出走ということで、本来の能力からするとこのメンバー相手なら勝ち負けしても何ら不思議ではありません。
最内枠から中段でラチ沿いを追走し、持ち前のスタミナを活かして進出してもらいたい。
また絶好調の福永ジョッキーが鞍上なのも心強く、鳴尾記念とは相性の良いステイゴールド産駒という血統の後押しもあり。
高齢馬ではありますが、大事に使われてきた馬ですし、馬券妙味も充分。馬券的にはここで狙いたい。
対抗には16番#サトノルークス。
この馬も菊花賞2着の実力馬。阪神競馬場の成績も2.1.0.0と抜群。
大外枠ということで人気的に嫌われるのであればありがたい。
というのも希望的観測ではあるが、15番#エアウィンザー、14番#アメリカズカップ、13番#レッドガランは後方からの競馬になる見込みである上に、12番#ドミナートゥス、11番#ジェシー、10番#サイモンラムセス、9番#サトノフェイバーは先行集団に取り付くはず。
となると、武豊ジョッキーはスタート後にスムーズに内へ切り込むことができるでしょうし、中団の良いポジションを突くことが出来ると考えます。
あとは近走実績で証明済のスタミナと渋とく伸びる差し脚を活かして伸びてくるのみ。
池江厩舎が送り出す今年の刺客に注目したい。
3番手に7番#ラヴズオンリーユー。
実績だけ見ると圧倒的な成績。オークス馬ですからね。
その上、斤量の利がありますので力関係だけでいけば最上位なのは明白です。
しかしながら調教内容がどうも心配。
ヴィクトリアマイルから中2週とはいえ、安田記念へ向かう#アーモンドアイと#ノームコアよりも調教内容が明らかに軽い。
そこはどうしても府に落ちません。
それでも力は上位ですし、鞍上は鳴尾記念男のデムーロジョッキー。
無様な姿は見せないだろうと考え、3番手評価。
紐評価として8番#レッドジェニアル。
この馬もG1で真っ向勝負の走りを披露している4歳の実力馬。
スタミナと渋とさを備えた馬の一頭。
このメンバー相手でどこまでやれるかで、今後の展望が見えてきそう。
調教の動きからも成長を感じさせてくれるし、ここで台頭する可能性は充分あり。
以上、鳴尾記念について書きました。
個人的に楽しみなレースですし、阪神競馬場の開幕で良い結果を残したいです!
また、今週末の安田記念に向けて東京競馬場の馬場傾向にも目を配って置きたいですね。
安田記念については明日、記事を書くつもりですので、また見てもらえれば嬉しいです!
それでは、のりまろでした。