のりまろです。
さて、土曜競馬はいかがだったでしょうか。
福島メインレースでは12番人気の#アユツリオヤジが逃げ切り勝ち。
福島10Rでは先頭集団の2頭と3コーナー手前から捲ってきた#ココナッツスルーが3着入線。
福島9Rは前3頭がそのまま3着までを独占するという結果に。
どのレースも、例外なく先行組が上位入線となったことから、福島開催2週目ですが、まだ内枠前有利な馬場バイアスなのかな?と思いました。
それでも単純に前へいった馬を買えば良いという訳では無さそうで、馬場は若干重ためなタフな馬場となっていますので、その馬場においてスピードを持続出来る、パワー&スタミナを兼ね備えた馬を狙う必要があります。
現に福島メインレースで優勝した#アユツリオヤジはサウスヴィグラス産駒のダート血統。3着の#エンゲージリングもスウェプトオーヴァーボード産駒でした。
要は、芝馬と比較してパワーを兼ね備えているダート血統の馬が走ってしまう馬場だということです。
強い「チカラ」が要求されている訳ですね。
これは抑えておくべきポイントではないかと今日のレースを見て感じました。
序文からレースに対する予想見解のような形になってしまいましたが、早速本文に参りましょう。
◼️七夕賞 GIII
福島2000m (右回り) 16頭
★今年のレースポイント
今年の七夕賞のポイントは上記でも述べました通り、馬場と先行勢のペースをどう捉えるかでしょう。
7月12日、24時現在の天気予報では明日も天気は回復しないとなっていますので、馬場が乾くことは難しそう。さらには13時から14時にはさらに降水しそうであるとのこと。
レースは稍重〜重での開催になると見ています。
福島競馬場は最後の直線が300mに満たない為、どうしても前有利になりがちで、それが故に3コーナーからペースが上がるというスピードの持続力が求められるコースになります。
それに加えてのこの馬場ですので、その上にパワーが必要。
厳しいレースとなるでしょうね。
では今年のメンバー構成について掘り下げて考えます。
逃げ馬は実質不在で、ハナを主張するのは#ジナンボーでしょうか。
押し出されてのハナになると思いますし、ペース的にはミドルペースぐらいに落ち着き、やはりスピードの持続力勝負に持ち込まれる形になりそう。
#ジナンボーに関しては過去に重馬場で逃げて押し切っているものの、初福島と人気を背負う為に他馬から予めマークされてしまう面が不安点。
その後ろには内枠から#ウインイクシードと#パッシングスルー、外枠から#リュヌルージュが付けてくる展開になるでしょうか。
挙げてみても先行勢はどうしても逃げないとというメンバーではない為、道中無理に#ジナンボーを引っ掛けにはいかないだろうと決め込みます。
結論、ミドルペースで流れてのラスト4F加速ラップを踏んでスピードの持続力が問われる展開になると予想。
★外を回す馬には厳しい展開になるか
今まで述べてきた通りの展開や馬場状態になると厳しいレース展開を強いられるのは外を回さざるを得なくなる馬達。
オーバーラップして押し切れるとすれば、突き抜けた能力のある馬のみ。
今年の七夕賞は比較すると力関係がかなり近いメンバーが揃ったと思いますので、位置取りと展開の有利不利が非常に重要になるのではないでしょうか。
後ろからの競馬になるであろう、内枠スタートの#クレッシェンドラヴもその一頭。
また、大外枠スタートの#レッドローゼス、#アウトライアーズ、#ソールインパクト、#ヴァンケドミンゴあたりは、どの位置取りでレースを進めていくかが全て。
そこを間違えば馬券になることは難しいと思います。ジョッキーの手腕が試される。
差し競馬ばかりこなしてきた馬が突然先行して勝ち切ることは有り得る話ですが、この安定しない馬場で突然近走と違ったレースをすることは馬にも負担になりますし、そうそう出来ない芸当。
狙うべくは先行から中団に位置付け、ロスなく追走出来る持続力&スピードを兼ね備えた馬。
もちろん、重馬場適正は必要となりますし、冒頭で述べた通り、パワーが必要なことは忘れてはなりません。
以上のことを踏まえ、印と買い目は以下の通りとします。
★印★
◎11番#ヒンドゥタイムズ
○ 2番#ウインイクシード
★買い目★
ワイド11-2
馬連11-2.9.15.6.4、2-9.15.6.4
三連複11.2-11.2.9-11.2.9.15.6.4(10点)
本命は11番#ヒンドゥタイムズとします。
当馬の特徴は、相手が異なる全レースにおいて先行から中団勢に付けて、加速しながら上がり3位以内の脚を繰り出せるところにあります。
さらに3勝クラスを勝ち上がってきた馬ではありますが、前レース(#20200502京都10R)では#サンレイポケットと#サマーセント相手に完勝していますので、格では全く劣っていないと思います。
福島競馬場は初ではありますが、小回りコースでのレースを難なくこなしてきていて、走法的にも心配することはないでしょう。
宝塚記念の優勝馬#クロノジェネシスと調教を共にし、まだまだ成長途上のハービンジャー産駒の4歳牡馬。
展開、馬場、状態、厩舎の勢いと諸々の要件が噛み合った今回に買っておきたく、本命馬としました。
対抗には2番の#ウインイクシード。
七夕賞と同コースで行われました前走の福島民放杯(#20200419福島11R)では外枠から被されてしまい、位置取りが想定よりも数頭分後ろとなったことから、苦しくも3着に敗戦。
今回は2番と良い枠を引きましたし、前走1着となった#マイネルサーパスよりも内枠で斤量も0.5キロの差をもらえましたので、七夕賞ではこちらを評価することにしました。
今年に入ってから充実期を迎えたように感じる、力勝負は歓迎の口なマンハッタンカフェ産駒の6歳牡馬。
外から#ジナンボーを行かせ、ラクに内の番手を陣取ることが出来るでしょうし、そこからは当馬の得意とする展開へ。
前走の敗戦からか、意外とオッズが付く今回が狙い目でしょう。対抗。
そして3番手には9番#ノーブルマーズを抜擢。
しかしながら侮ることなかれ、2018年の宝塚記念では錚々たるメンバーの中、3着に入線していて、2019年の宝塚記念でも6着と実力はメンバー随一。
宝塚記念に関しては基本的にパワーと持続力が求められるレースですので、今年の七夕賞に求められる能力と合致。
逃げ馬不在のこのメンバーであれば中団に付けることが出来るでしょうし、この馬の出番があっても何ら驚くことはありません。
こういった舞台で怖い、パワーのあるジャングルポケット産駒の大ベテラン。
私自身ずっと追いかけている馬でして調教映像を見る限り、近走と比較しても仕上がりはかなり良さそうに感じます。
現在10番人気とオッズ妙味も相当にあり、強気の3番手評価。
4番手以降は印の通り。
以上、七夕賞の予想&見解とします。
難解なレースとなりそうですが、自分自身相性の良いレースなので予想通りの展開になってほしい...!!
日曜競馬も楽しみましょう!
それでは、のりまろでした!!