のりまろです。
さて、先週はブログをお休みして見としましたが、みなさまは馬券どうだったでしょうか。
新潟競馬場、札幌競馬場ともに馬場がかなり荒れているように見えましたよね。
新潟競馬場はもう異常なほどの外伸び馬場。外伸び馬場という表現ではなく、内が死んでしまった馬場という表現が正しいでしょうか。
今週は異例の7週目開催となります。
どれぐらいの馬場状態になっているのかには注目しなくてはなりませんね。
基本的には良馬場開催であったとしても芝はかなり荒れているということを常に考えておく必要があると思います。
それでは重賞のお話を。
今週は土曜日に札幌2歳S、日曜日は新潟記念と小倉2歳Sが開催されます。
両2歳重賞は今後が楽しみな馬がたくさん出てきまし、新潟記念は予想しがいのあるメンバー構成となっていて、どれもとても楽しみなレースです。
まずは札幌2歳Sについての予想を記していきます。
◼️札幌2歳S GIII
札幌 芝1800m (右回り) 14頭
★今年のレースポイント
キャリアの浅い若駒達の一戦。
展開が非常に読みにくいですが、今年の1番のポイントは序文で述べた「札幌競馬場7週目の馬場状態」だと思います。
ただでさえ重たい洋芝で、かつ、先週はかなりの雨が降って時計がかなり掛かる状態となっていました。
この厳しい馬場状態でもパフォーマンスをあげることが出来る馬を狙うことがまず大事ではないでしょうか。
といってもキャリア一戦のみの馬達が多いこのレース。
経験してきたレースのみでは、上記の判断がなかなか難しいのが本音な部分。
今回は何度も何度も前走の映像を確認し、走法的に重馬場をこなせそうと思った馬に重たい印をつけようと思います。
★レース展開はどうなるか
なんとしてもハナに立ちたいという馬は居ないと思いますが、最内枠で馬場の悪いところを通りたくない思惑から抜け出すのは#ピンクカメハメハかと思います。
武豊ジョッキー、先週は#ダイアトニックで最内枠、道中全く外に出さずで馬場の悪いところを通ってしまい沈みましたからね。同じ轍を踏みたくないでしょう。
その後に続くのはスピードのある#バスラットレオン、#ソダシあたりか。
また、#ウイングリュック、#スライリーが続いて、ゲートがよければ#ユーバーレーベンもこの集団かと思います。
とにかく内側が荒れていそうな馬場状態に見えますので、外から被されるポジションになってしまうのはマイナス要素。
#バスラットレオンと#スライリーの内枠勢はスタート後のポジション取りが相当大事。
中団は外目に#ウインルーア、#コスモアシュラ、内目には#ジオルティ。
後方差し、追い込み勢に#ヴェローチェロチェロ、#リキサントライ、#アオイゴールド、#ヴィゴーレ、#カガフラッシュといったような隊列になるか。
後方勢は後ろ過ぎると届かないと思いますので、4角で押し上げていくことができる馬のみが勝負になると見ています。
羅列したものの、キャリアが浅い馬ばかりなので展開は読みにくい。近走と違った動きをする馬も出てくるでしょうしね。
ペースは道中緩む可能性はありますが、序盤はどうしても馬場の良いところを走りたいがためのポジション争いが勃発しそうなので、#ピンクカメハメハを筆頭に少し流れそう。
そうなると札幌競馬場特有の緩やかなスパイラルカーブでスピードが出ますので、持続力勝負となってくるか。
ここはスローからの瞬発力勝負ではなく、4Fのロンスパ戦になると決め込んで、悪い馬場状態と相まって相当厳しいレースになるという予想で立ち向かいたい。
よって、キレ味のみで勝ち上がってきた馬は割引して考えることにします。
以上、特殊な馬場をこなせるかという点と、決め打った展開を判断軸として、印と買い目は以下の通りとします。
★印★
◎ 8番#ユーバーレーベン
○ 5番#スライリー
△ 6番#バスラットレオン
☆ 4番#カガフラッシュ
★買い目★
単勝8
ワイド8-5.11
馬連 8-5.11.6.4
3連複8-5-11.6.4
本命は8番#ユーバーレーベンとしました。
前走、6月14日に不良馬場で行われた東京1800mの新馬戦(#20200614東京5R)では、馬場がかなり悪いなか最内枠のスタートとなり、ゲートで出遅れてしまいます。
しかしながら、楽に走りながらもスピード値があり、すいすいと前に取り付いていき、直線では何段階もギアを変えて、どんどんスピードを上げていく、かなり強い競馬。
まだまだ底を見せておらず、更なる力を持っているように映りました。
走法的にも重心が低く、不良馬場の中でもしっかりと地面をキャッチするグリップ力があると思えましたので、この札幌競馬場でもパフォーマンスを発揮することができると思います。
また、期待のゴールドシップ産駒で血統的にも洋芝は問題なくこなせるクチ。
調教内容を見る限りではこの夏大きく成長しているように感じますし、間隔が少し開きましたが全く問題ないでしょう。
オッズ妙味もありますし、ここは頭で狙いたい一頭です。本命。
対抗には5番#スライリーを据えます。
東京開催7週目の東京1800m新馬戦(#20200627東京5R)を勝ち上がってきた本馬。
前走は良馬場というものの走る度に土泥が上がる程、馬場は荒れていました。
3番からのスタートで、ゲートの出が大変よく、折り合って好位を追走することができました。
直線を向いてからは馬場伸びないところを通ってしまい、伸びあぐねていましたが、外に進路を切り替えてからはグングンと伸びて差し切り勝ち。
キャリア初戦とは思えない程の高いレースセンスを見せつけた一戦で、抜群に強い競馬をしていました。
首の使い方がとても上手く、柔らかい走法で、#ユーバーレーベンと同様にグリップ力に長けていると思います。そこはオルフェ産駒らしく、馬場が悪くてもしっかり走ることが出来るのでしょう。
好位からレースを運んで、最後までスピードを落とさず走ることが出来る能力があると思いますし、ゲートをうまく出て、馬場の良いところを走ることができれば勝機はある。
完成度の高さも評価し、対抗に。
さらに3番手には11番の#ウイングリュックを。
キャリア2戦のロージズインメイ産駒を3番手に。
函館1200mの新馬戦(#20200628函館5R)ではスタートで後手を踏んでしまい、直線では外に持ち出して追い込みを見せますが、内前が止まらない馬場で届かずの3着となります。
1200m戦ということもあってチグハグな忙しい競馬になってしまいました。
続く未勝利戦は1800m(#20200718函館1R)を選択。スタートがかなり良くなっていて、終始ハナに立ち、前半1.00.3の1.49.8で走破と余裕残しの好タイムでの勝利。
成長した姿と1800mで一変し強い競馬を見せつけました。
キレ味で勝負するタイプではなく、持続力を活かして前で押し切る競馬が向いていると思いますし、今回の舞台は合うと思います。
荒れた馬場をこなせるかどうかといった点には若干疑問符が付きますが、地面をしっかりキャッチ出来る走法に見えますし、期待を込めて3番手に評価したいと考えます。
以下は印の通り。
以上、札幌2歳Sの予想としておきます!
今日の晩か明日の朝には新潟記念の予想をUPしようと思いますので、またチェックしていただけると嬉しいです!
新潟記念は自信アリで臨むつもりですので、お楽しみに!!
それでは今日も一日競馬を楽しみましょう!
のりまろでした!