のりまろです。
さて、土曜競馬はいかがだったでしょうか。
まずは札幌競馬場の馬場状態について、開幕から面食らわされましたよね。
荒れ模様の時計がかかる馬場かと思いきや、レコードが出てしまう程の馬場状態。
あれでは重馬場巧者を狙った予想が跳ね返されてしまって当然です。
事前予想の難しさを痛感したレースとなってしまいました。
しかしながら、本命としました#ユーバーレーベンは大きく出遅れてしまったものの道中オーバーラップしてあと一歩のところまで迫ったことは非常に評価できると思います。
馬場問わず、この馬の能力は高いですね。
個人的に大きく単張りしていたため手痛い負けを喫した土曜競馬となりましたが、前を向いていきますよ!
さぁ、明日は新潟記念が開催されます。
さっそく予想を記していきましょう。
◼️新潟記念 GIII
新潟2000m (左回り) 18頭
★今年のレースポイント
さぁ、夏競馬の締めくくり。
荒れるハンデ重賞、何としても仕留めたい。
私の考えはたった1つ。
今年は馬場に顕著な特徴有り。
完全走破出来る馬を狙い撃ちするのみ。
これに尽きます。
先週の新潟競馬と土曜日の競馬をしっかり見ていた方はお分かりの通り、なんせ馬場が荒れていて時計がかかる上に、極端な外伸び馬場。
内側は全くダメで、逃げ馬も直線ではわざわざ馬場の真ん中から外側に出して追い出すという状態です。
道中も内側が荒れているからか、新潟のレースはピンク帽の差し馬が人気問わずとことん馬券になっています。
これはもう異常事態と言っても過言ではないと思っています。
しかしながら、競馬というものは内側をロスなく立ち回ったほうが有利というのは真実。
他馬が外を選択する中、荒れた馬場でも苦にせずに持続力とスピードを持ってして走破出来る馬が内を突っ込んでこれば、その馬が1番有利という事実も忘れてはなりません。
端的に言いますと、基本的には外の馬を狙う。ただし、荒れた馬場を苦にしないクチの強い馬は内枠を走らされることになったとしても買うべきだ。
ということです。
また、新潟2000mはご存知の通り、ワンターンの2000mという特殊なコース。
このコースで上記の通りの馬場コンディションですから、相当な馬場適正と持続力が必要となってきます。
コースの形態上、よく東京競馬場と比較されますが、今回ばかりは東京競馬場でキレ味で勝ち切った馬の成績をもってして評価することは断じて出来ない。全くもって別物のコースです。
改めて言いますが、神経を尖らせて、とにかくこの馬場を完全走破出来る馬を狙い撃ちしたいわけです。
★レース展開は?
はっきり言って逃げ馬不在の混戦隊列になりそう。
展開は読みにくいです。
押し出されてハナに立つのは#ウインガナドルか#サトノクロニクルになるでしょうか。
その後ろあたりに#ジナンボーがつけてその外には#アールスター。
あとの隊列はスタート次第でいくらでもゴタつきそうなイメージなので、ジョッキーの思い切った手腕が試されそう。
内枠の馬は馬場の悪いところを通るハメになるので、基本的には外枠発走馬が有利なことは間違いない。
ペースはスローペース濃厚とみていますが、荒れた時計のかかる馬場なので、前につけるであろう3馬の内、騙し討ちのような格好で上手に先行してしまった場合は残り目も出てくる。そこは1つ、警戒心を置いておく。
イメージとしては土曜日10R(#20200905新潟10R)と似たような展開になるのでは。
前半は60秒から61秒通過、直線に向いてからは各馬がどんどん外に進路を探し、外外を通って伸びてきた13番#パルティアーモ、11番#デュアライズがワンツーとなった。
スピードと持続力が求められる厳しい展開となるだろう。
つらつらと書きたいことは多々あるわけですが、今年の新潟記念、レースポイントは1に馬場、2に馬場、3に馬場と、とにかく馬場適正だと思うので、印と買い目にまいります!
★印★
◎16番#サンレイポケット
★買い目★
単勝16
ワイド16-3
3連複16-3-17.14.11.18
3連単16.3-16.3.17-16.3.17.14.11.18
本命は16番#サンレイポケットとします。
週始めの月曜日から狙いたいと宣言してきた本馬を枠順、土曜日の馬場を鑑みた上で本命に抜擢。
体重の増減が激しく、馬体が安定しない間、成績が安定しませんでしたが、今年に入ってからは体重も470キロ後半で安定し、それに伴い安定した走りができるようになってきました。
さらに、前走の東京2000m戦(#20200613東京11R)は不良馬場での開催となりましたが、馬場の荒れた内側をジワジワと伸びてきて最後にはギアを一段階上げて一気に抜き去るという力強い内容でした。
不良馬場のなか、あのような芸当ができる馬は早々おらず、5歳の夏にしてやっと完成してきたかと感じさせられました。
今回、たっぷりと調教を積んでいますし、陣営がわざと馬場の荒れた開催7週目の新潟記念に照準を合わせてきたのは、ここに適正があると信じているからなのでしょう。
さらには極端な外伸び馬場の中でピンク帽を引き当て、血統的にもトニービン内包の重たい血統有りのお墨付き。
好走条件が全て噛み合ったここは買わずにはいられない。強い本命を打ち込みたい。
さらに対抗には3番#ピースワンパラディ。
月曜日時点の本命馬を枠順の関係から一段落として対抗に評価。
本命馬とした#サンレイポケットと同じく、トニービン内包の重たい血統持ちの重馬場巧者。
前走不良馬場開催だったエプソムカップ(#2020エプソムカップ)では、堅実な足で伸びてはいましたが、位置取りが悪く7着。
それでも持ち前の持続力と強いグリップ力を見せました。
1800mだと少し忙しく、ベストは2000mではないでしょうか。
過去、新潟2000m戦で32秒台の上がりを繰り出していますしね。スピードの持続力は充分に兼ね備えています。
今回、内枠を引いてしまったことが懸念材料で、それがどこまで影響するか。
スタートが悪い馬ではありませんので、直線ではしっかり進路を選べる位置につけて欲しい。
今回、テン乗りの池添ジョッキーですが、不良馬場等、進路を取らねばならないレースにおいてはかなり信頼できるジョッキーだと私的には感じています。
仮に内を選択したとしても、この馬ならば伸びて来れる可能性も十分にあるのでは。
状態面もかなり良いようですし、ここは期待したい。重めの対抗評価。
3番手以下は印の通りですが、#ワーケアと単穴評価の#サトノクロニクルについて触れておきます。
まずは紐評価とした#ワーケア。
記憶にも新しい、東京ダービーでの本命馬。
撃沈してしまいましたが、まだまだこれからの成長が楽しみな全力投球の良いレースをしていたと感じています。
しかしながら、今回は不安要素が多すぎる。
かなりの荒れた馬場に初めての古馬戦。
ここに照準を合わせているとは言い難く、本命は菊花賞でしょうか。
となると、ここで無理をさせる必要は全くなく、あくまでも叩き台。
53キロという斤量は魅力的に映りますが、人気を背負ってしまう今回は、ここから買うべきではないというのがギャンブルの定石。
勝ち切ってしまえば、本当に強い馬なんだ。という感想で割り切ろうと思います。
今回は紐に留めておきたい。
また、単穴評価としたのが大穴かつ大外枠の#サトノクロニクル。
怪我による長期休養から今年復帰。
馬柱だけ見ると全く買えない。と思ってしまいがちですが、復帰後5戦目となった前走の東京2500m目黒記念(#2020目黒記念)では、あわや押し切ってしまうかという程の良い競馬を見せました。完全に復調気配。
少し距離が長いように感じましたし、やはりベストは重賞勝ち鞍のある2000m前後。
今回はベストの条件である2000mに戻してきましたし、時計のかかる馬場でこそ活きるタイプの本馬にとって今の新潟競馬場は願ってもない状態。枠も良い。
人気は全くありませんが、ここで好走しても何ら驚かない理由が揃っていますし、前述しました、持続力勝負の為の騙し討ちをかまして残ってしまいそうなのはこの馬。
買い目にはしっかり入れておくべき1頭だと思います。
以上、新潟記念の予想でした!!
参考にしていただけると幸いです!
夏競馬、終盤戦。
日曜日も楽しんでいきましょう!!
それでは、のりまろでした!