のりまろです。
お久しぶりとなりました、予想記事です。
秋のGⅠシーズン、早くも中盤戦に差し掛かっておりますが、馬券の調子はいかがでしょうか。
1番人気が強いレースが多かったですが、相手が難解なレースが多かったように感じます。
今年は京都競馬場改修の影響で、阪神競馬場開催となっていて、当たり前ですが、ここはかなり大事なポイント。
阪神競馬場の馬場がどのような状態にあるのかは常に注視しておく必要があるでしょう。
さて、前置きはこのあたりにしておいて、日曜日のマイルCSの予想に入りましょう。
上位メンバーの能力値がかなり高く、良いメンバーが揃ったなという印象です。
それでは早速予想の方に参ります。
■マイルCS GⅠ
阪神1600m 右回り 17頭
★コース特徴
冒頭でも述べましたが、今年は阪神1600mで行われます。
阪神外回りコースを使用され、コーナーもかなりゆったりとしており、やや下り坂で直線へ。
直線は約480mで、高低差1.8mの急坂を駆け上がってゴールを迎えます。
3コーナーまでも450mほどの距離がありますし、外回りのコーナーがゆるやかなため、激しいポジション争いが起きにくく、スローペースからの瞬発力勝負になりやすいコースとなっています。
しかしながら、こういった背景があるからこそ、稀有な快足逃げ馬が逃げ勝ってしまうコースであることも忘れてはなりません。
今回の出走馬である#べステンダンクの米子Sや#レシステンシアの阪神JFなどが挙げられますよね。
両レースともに、人気馬にマークがいき、楽々と逃げてしまえた展開であったのは事実ですが、こういったことが起きうるコースであるということは頭に置いておく必要があります。
★阪神競馬場の芝状態や如何に
馬券を獲るために1番重要なポイントはここでしょう。芝状態。
ここは色々な意見があるところですが、私は阪神競馬場の芝はかなり硬めに造りあげられていて、しばらくは高速馬場状態が続くのではないかと考える1人です。
京都競馬場改修の影響で、阪神競馬場の開催日程がタイトかつ多くなります。
その影響で、ビッグレース時に芝状態がかなり傷んでしまい、レースが台無しになってはなりませんよね。
そのため、しっかりとした馬場を既に造りあげているのではないか、と考えた方が納得いきますよね。
無論、先週のエリザベス女王杯も、コースレコードから0.2秒差という速い決着タイムでしたし、2歳重賞のデイリー杯2歳Sでは1.32.4というレコードタイムが出てしまう馬場です。
土曜日のレースでも速いタイムが出ていましたので、引き続き高速馬場ではあることは間違いありませんが、先週よりも直線で外から伸びてこれるようになった馬場でした。
内が少し荒れていたのが気になります。
これは逃げ馬達には少し逆風か。
結論的には、時計が出る上に差しも届くというフラットな馬場であるとして予想を組み立てていきます。
★レース展開について
先に述べたことを念頭に置いて、どういった展開になるのかを考えましょう。
言わずもがな、ハナに立つのは良い枠を引いた#レシステンシアでしょう。
この枠と馬場であれば、道中は阪神JFレベルのペースでいくのでは。
当時のラップタイムは前半3Fが33.7、5F通過が57.5、後半3Fが35.2という阪神マイルであることを考えると絶妙な前傾ラップ。
これでは後ろからの馬は届きませんね・・・改めて凄まじい内容。
確かにキレないことはチューリップ賞を見る限り明白であるため、同水準のラップを刻まないと勝ちはありません。
私は#レシステンシアが阪神JFレベルのペースでいくと決め込んで予想を組みます。
番手にいくのは#ラウダシオン、#べステンダンク。
この2頭がどれぐらい#レシステンシアを突きにいくかがポイントになりますが、#レシステンシアは相当な初速があるため、ここは無理をせずに番手グループを形成するに留まるのでは、と私は考えます。
内の良いポケットに入れたいのが#インディチャンプ。
スタートが鍵にはなりますが、#カツジに下手に被されなければ、スッと良い位置を取れてしまいそう。
実は枠の利が1番大きいのはこの馬かもしれません。
さらに、このあたりは混雑しそうで、#アドマイヤマーズ、#サリオス、#サウンドキアラもこの馬群か。
#サリオスは大外枠に入りましたが、逆に腹を括って乗ることができる枠では。
ただ、道中は内有利の高速馬場で、外目追走からどこまで差し込むことが出来るかが鍵。
#サリオスはかなり自在性がある馬だと思いますので、もしやすると集団前目で追走する可能性もあるかもしれませんね。
積極性のある鞍上ですし、#インディチャンプや#アドマイヤマーズの前かつ内に入ってくる可能性でさえ、あると思います。
その後に#アウィルアウェイ、#タイセイビジョン、#ケイアイノーテック、#メイケイダイハード。
この集団に圧倒的1番人気を背負う#グランアレグリアもいて、最後方は#ブラックムーンといった隊列になるのでは。
揉まれ弱い#グランアレグリアは内に入れすぎたくないでしょうし、追走スピードが高くないため、ポジションは間違いなく後ろから。
#レシステンシアが作り出すペースにどれだけ対応することができるかが鍵。
★決着タイムについて簡単に
決着タイムは1.32.6~1.33.0を想定。
#レシステンシアがハナに立って3F通過が33.6~33.9、5Fは57秒台でしょう。
この通りいけば上がりタイムが35秒前半。
後ろから差すとなると、33秒台の脚で突っ込んでくる必要があります。
ポジションにもよりますが、かなり後ろから差し込みにいくのは厳しいのかな。というのが率直な感想。
上がり34秒台で差せる位置で競馬をしたい、と考えると、それなりのペースで追走しなくてはならないので、脚が溜まらなくなってしまいそう。
このことから、私の結論としては瞬発力のみに秀でた馬は割引が必要と考えます。
基礎スピードと持久力&瞬発力を兼ね備えた、いわば心肺能力の高いバランス型の馬が台頭できるレースになるのではないでしょうか。
以上、レースについての考察でした。
これを踏まえた私の印と買い目は以下の通りです。
★印★
◎ 8番#インディチャンプ
○17番#サリオス
▲ 2番#レシステンシア
☆ 4番#グランアレグリア
抑 7番#アドマイヤマーズ
★買い目★
単勝 8
馬連 8-17(本線) 8-2.4.7
3連単 8-17.2.4.7-17.2.4.7
本命は8番の#インディチャンプを抜擢。
舞台は違いますが、昨年覇者をこの人気で買っていいの?と思ってしまう。
この馬のマイルでの強さをいまさら述べる必要もないでしょうか。
追走する脚もありますし、心肺機能も高く、キレ味特化気味のまさに究極のバランス型だと思います。
#レシステンシアが作るペースにも、ロスの無い良いポジションで対応し、直線でもキレのある脚を使うことが出来るのではと判断しました。
先にも述べましたが、枠順の利を1番受けるのが本馬だと思います。
近走はスタートの出が悪くありませんし、内の前目~中団という絶好の位置でレース運びが出来そう。
叩き良化型のイメージが強い当馬ですので、休み明けという点で人気を落としていますが、調教はしっかりと攻められていて、実績があり大きな舞台を何度も経験している馬に対して「休み明けだから買えない」という思考を止めた理由だけで決断を下したくない。
良い位置から直線で抜け出し、前へ行く馬を差し切ってくれると信じます。本命。
対抗は17番の#サリオス。
前走では古馬相手に楽々の圧勝撃。
日本ダービーの予想記事において、その筋肉の付き具合から1800mまでがベストではないかと触れています。
本来、ダービーの距離は適正外であったと思いますが、相当強い競馬を見せています。
基礎能力の高さがありますよね。
今回は適正距離で、実績もある阪神マイル戦。
陣営も触れていますが、この馬は右回りの方がパフォーマンスを上げるタイプです。
心肺能力の高さは、この身体つきで2400mをこなしているわけですから証明済ですし、私の予想の軸である良いポジションを取れるバランス型というところにも当てはまります。
3歳春は#コントレイルの陰に若干隠れてしまいましたが、この馬も相当な強さがありますよ。対抗。
3番手は2番#レシステンシアで。
土曜日までは対抗候補でしたが、芝状態を見て3番手評価に。
実は阪神JFで本命印を打った本馬。秘めたる潜在能力は相当なものがあると思っていますし、ダイワメジャー産駒の亜種となる馬だと感じています。
初速スピードと心肺機能はトップ中のトップレベル。
先に述べた、凄まじいラップを刻んだ阪神JFを再現できる環境が整ったと思います。
阪神マイルという舞台、枠順、超快足馬が他にいない、圧倒的1番人気が存在して少しばかりはマークが外れる・・・等々。
直線の芝状態が若干の不安で、そこをどれだけ粘り込むことが出来るか、注目したい。
#グランアレグリアに関しては、#レシステンシアが作るペースへの対応が不安である事と、その前の集団に強いバランス型がいるという理由から、この評価に。
オッズを考えても、ここでこの馬から強く張ることはリスクであると判断しました。
以上、マイルCSについての記事でした!
上位人気馬で決まりそうな雰囲気が高いので、点数を絞って的中させたいですね!
みなさま、良き日曜日を!
のりまろでした!