のりまろです。
さて、9月最終週、土曜競馬はいかがだったでしょうか。
いよいよGI戦線がすぐそこまで迫っていて、本当にワクワクしますよね。
私は春よりもやっぱり秋から年末にかけてが1番の競馬シーズンだと思っています。
春は若駒達が主役、秋から冬にかけては古馬達が主役といったようなイメージ。
楽しみが尽きません。
私自身、4月からこのウマホブログでほぼ毎重賞記事を書いてきましたが、秋からは少しスタイルを変えていこうと考えています。
このことについては今月末に記事にしようと考えていますので、また良かったら見てやってください。
今週の2重賞に関してはしっかり記事を書きますのでよろしくお願いします!
では!まずはオールカマーについての考察していきましょう!
※土曜日16時に追記。
ここから先、金曜日時点で全て書き終えていたのですが、中山競馬場、馬場が想定よりも重たくなってしまっています。
さらに明日も曇りと、馬場がどのような状態になるかは確認が必要。
この先は、良馬場想定で記事にしています。
明日、上がりタイムの出る馬場であれば問題無いとは思いますが、もしも上がりの掛かる馬場となった場合は少し危険。
その際はTwitterで本命馬についての考察を触れようと思いますので、また確認してもらえれば幸いです。
◼️産経賞オールカマー GII
芝2200m(右回り) 9頭
★今年のレースポイント
さて、秋のGIへ向けて、伝統の前哨戦です。
毎年多くの実績馬が出走してくる楽しみなレース。
まず気になったのが今年は例年稀に見る程、休み明けの出走馬が多いこと。
#アウトライアーズの中6週が最も短いレース間隔。
長期休養明けの馬も多く、走れる状態にあるかどうかは見極めが必要。
また、想定1番人気となる見通しだった#フィエールマンが回避。
私の大好きな馬ですのでこれは大変残念な知らせでしたが、この回避を逆手に取ると本命馬が一気に絞れました。
吉と出るか凶と出るか、ここは運試しで真っ向勝負したい。
さらに、#フィエールマンが回避したことにより9頭立てとなったという状況も大事な要素。
9頭立てのオールカマーは9年前に遡る。
当時は逃げ馬の#シャドウゲイトが自分のペースでいって、それなりに流れる展開に。
これが何を表すかというと、少頭数になればなるほど、前へいく馬はペースが作りやすいという点。
無駄なポジション争いや無理に突くような展開が起きにくい為、各馬の能力が発揮しやすいレースになるということですね。
この辺の要素を踏まえて、展開面を考えていくと自ずと本命馬が導かれる。
★レース展開について考えよう
今年のメンバーは一目瞭然、前へいく馬は#ジェネラーレウーノのみ。
考えるべくは#ジェネラーレウーノがどのようなペースを踏んで走るかどうかのみだ。
過去に中山2200mのセントライト記念(#2018朝日セントライト記念)で勝ち切っているが、この時は2番手で前を伺う展開。
ペースとしてはスローペース展開だった。
そもそも#ジェネラーレウーノは逃げ馬ではなく先行馬という括りで捉えた方が良いと思います。
2歳時点では前で引っ張っていましたが、3歳以降は先頭で標的にされてしまうと若干の脆さが出てしまっています。
このことから、何がなんでもペースを作ってスタミナ勝負に持ち込むタイプではありませんので、ペースとしてはスローペースが濃厚になるのでは。
しかも、#ジェネラーレウーノ自身が長期休養明けですので、尚更無理はしないでしょう。
ここがメイチという風には到底思えませんので、より一層、ペースはスローになると思われます。
となると、今年のオールカマーは上がり勝負の様相を呈すことが見えてくる。
狙いはシンプルで問題無い。
このレースの答えは以下の1つだけ。
★印★
◉ 3番#ミッキースワロー
★買い目★
単複 3
本命は3番#ミッキースワロー。
天皇賞春で重たい印を付けた本馬で心中する。(当時の記事はこちらから)
#フィエールマンが出走してきたとしても本命は#ミッキースワローでいくつもりだった為、オッズ的に妙味が薄くはなってしまったことが非常に残念。
このメンバー構成、展開、コース、各馬のローテーション...全ての方向性から考えて、頭が抜きん出ている本馬を本命に据える他ないでしょう。
6歳にして完成を迎えたトーセンホマレボシ産駒の星。
スローペース展開で加速しつつの上がり勝負は1番得意とする展開。
前走は若干距離が長かったことが影響したか、惜しくも3着となったが自力を証明した強い内容。
中山2200といえば#ミッキースワローの庭と言って良い程得意とするコースだと思っています。成績は(2.2.0.1)で、唯一4着だったのは馬場が重たかったことと前残り目のトラックバイアスだったことが影響した為、そこまで悲観する必要はない。
横山典ジョッキーが何としてもGIを取らせたいと想いを込めている本馬。
年齢的にもチャンスは今年が最後だろう。
調教内容も悪くないし、ここはある程度の力を発揮してくると見る。
そもそも、前哨戦のGIIには滅法強いのが本馬の特徴。
今年、素晴らしい騎乗を何度も見せてくれる横山典ジョッキー。特に思い入れのある馬に騎乗した際は能力をしっかり引き出してくる印象がある。
9頭立ての内枠発走。
不利を受ける可能性は相当に低い。
良い位置で追走し、絶好の展開に持ち込めるだろうし、中山でこそ真価を発揮する持ち前のキレ味で一閃してくれるだろう。
#カレンブーケドールがどれぐらい人気してくるか分かりませんが、単勝オッズで3倍以上は付くでしょうか。
自分の見解に自信を持って、ここは#ミッキースワローのみで勝負しようと思います。
★三連系をどうしても狙いたいアナタへ
ここからは他馬の私なりの解釈。
あくまでも#ミッキースワローが抜けていると見ていますので悪しからず。
対抗評価に置くならば2番の#サンアップルトン。元々素質馬として期待されていた本馬。
前走日経賞(#2020日経賞)は初めての重賞出走ながら堂々とした立ち回りから、上がり最速で4着入線。
勝ち馬の#ミッキースワローから0.4秒差と一線級の馬とも差が無いことを示した強い内容でした。
今回は骨折明けの出走ですが、順調に乗り込まれてきた印象を受けます。
キレ味だけでいくと#ミッキースワローよりも鋭いモノを持っていますし、展開はこの馬にも向いてくる。
人気もそこまで無いでしょうし、中山が合うタイプですので、このタイミングで狙うべき馬だと思っています。
紐評価として挙げるなら2頭。
1頭目は5番#ジェネラーレウーノ。
先に述べた通り、展開としては本馬の得意とする展開にはならないと見ますが、なんせ同型が全くいないメンバー構成のため、残ってしまう可能性は十二分にある。
中山実績もありますので、力だけで馬券内に入ってくることも考慮しておくことは必要かもしれません。
2頭目は4番#センテュリオ。
メンバー内で最速のキレ味があるのがディープ産駒のこの馬かもしれません。
ただその脚を使うことが出来るかどうかにムラがあるのが本馬の特徴。
テン乗りの戸崎ジョッキーが本馬の能力を全開に引き出すことが出来たならば、馬券になるチャンスはあるでしょう。
#カレンブーケドールはここでは軽視。
大きな舞台で馬券になっていますが、全て展開と馬場状態に恵まれたモノだと思っています。
そういう意味では良馬場開催&スローペース濃厚&少頭数で、各馬の本質的な能力が試されるこのレースが本馬にとって試金石となるレースではないでしょうか。
以上、オールカマーについての予想でした!
神戸新聞杯についても記事を挙げますので、また良かったら目を通してくださいね!
それでは、のりまろでした!