のりまろです。
さて、いよいよこの日が来てしまいました。
ジャパンカップです。
いやー!今週はジャパンカップの事だけを考えていた1週間と言っても過言ではありませんでした。
予想としては紆余曲折、色んな角度から考えてみましたが、、、展開を考えてみるとこれしかないかなって思いましたのでブログを書くことに。
ホースマンの夢を乗せて駆け抜けて、その夢を叶えて来た3頭が激突するわけですよね。
本当に凄いレースです。
ここに出走してくる全ての馬と、携わっている全ての関係者に敬意を払って、自分の夢や想いを賭けていきたいと思います。
★レースポイント
今年のレースポイントはずばりポジションでしょう。
土曜日の競馬を見た限り、東京競馬場の内馬場が荒れ気味であること。
またグリーンベルトが若干外に出現していること。
実力ある馬同士のぶつかり合いで、ごまかしの効かない東京2400mのコースであり、ちょっとしたスタミナ切れが命取りになるであろうということ。
有力馬達は強烈なエンジンを積んでいますが、果たして皆々が差し込んでこれる位置で競馬が出来るのか。
言わずもがなのエッセンスかもしれませんが、私は今回のJCで1番大切なことはポジションだと捉えます。
では、どの馬が1番良いポジションでレースを進めることができるのかを考えていきたい。
★レース展開はどうなりそうか?
ビッグレースですが、あくまで冷静に。
いつものようにしっかり展開を考えていきたい。
ハナを切るのは#トーラスジェミニ。
外には#ヨシオが付ける展開。
その後ろの隊列に#アーモンドアイと#コントレイル、スタートを出れば#キセキもこの隊列にいるでしょうか。
そして、その集団を見ながら進めることができる位置に#デアリングタクト。
この集団は少しごった返すか。
#ワールドプレミアや#パフォーマスロミスもこの辺り。
後方からになるのは#ユーキャンスマイルだと思ってます。
前は#トーラスジェミニと#ヨシオのペースとなりそうですが、さすがにその後ろの集団である#カレンブーケドールと#グローリーヴェイズは付き合わないでしょうね。
こうなると実質のペースはミドルからスローになりそう。
#アーモンドアイと#コントレイルがマーク対象になるでしょうし、後ろのペースは上がらず、道中のペースはおそらく緩む。
そうなると、東京2400mのレースはどうなるか。
そうです、残り4Fのロングスパート戦になるわけですね。
これは前へいく#グローリーヴェイズにとっては好都合か。
この馬は道中のペースが緩んでからのロングスパートと上がり勝負でないと良さが出ないですからね。
さらに、その後ろの#アーモンドアイとにとっても有利な展開になると思います。
#コントレイルも良いポジションを取ることが出来るでしょうが、懸念しているのは#アーモンドアイと併せることになるということ。
#アーモンドアイの心肺能力とギアの入れ方とスピードの数値は現役最強ですので、そこに嫌でも付き合うことになるポジションになることが不安材料。
また、馬券内の可能性があるのがその後ろの集団からキレ味を持って差し込んでこれる馬。
#デアリングタクトの集団となりますが、キレ味があるのは#デアリングタクトと#パフォーマプロミスですね。
#デアリングタクトに関しては松山ジョッキーがどう乗ってくるか。
有力馬の中では1番後ろにポジション取りすることになると思いますし、どこで仕掛けるかが非常に大事。
斤量利を活かして上手く捌いて乗りこなしたい。
土曜日のレースタイムを見ているとそれなりの時計が出ていたので、私は馬場はフラットだと捉えます。
高速馬場では無いでしょうね。
各馬の力がしっかり試される馬場であり、強い馬が勝ち切るレースになると考えます。
が、故に!!有力馬達が勝ちにいくレースであればあるほど、穴馬が馬券内に飛び込んできますので、要注意です。
このレース展開を踏まえた上で、良い位置でロスなく競馬が出来て、グリーンベルトを走ることが出来そうな馬を狙います。
混戦のように思えていましたが、私としては割とシンプルに結論が出ましたので、印と買い目は以下の通りでいこうと思います!
★印★
◎ 2番#アーモンドアイ
○15番#グローリーヴェイズ
▲ 5番#デアリングタクト
☆10番#パフォーマプロミス
紐 3番#ワールドプレミア
★買い目★
馬連 2-15.5
3連複 2-15-5.10.3
3連単
2-15.5-15.5(大本線)
2.15-2.15.5-2.15.5.10.3
本命は2番#アーモンドアイとしました。
有終の美を飾るのにふさわしい舞台選択。
まずは陣営に対して心からの敬意を払いたい。
彼女の能力がズバ抜けていることは今更説明する必要はありませんし、東京2400mは彼女の得意な舞台の1つだと捉えています。
世界レコードホルダーであることをまずは忘れてはならない。
天皇賞秋がドメイチだと云われていて、ここは出来落ちでの出走になるだろうと私も思ってはいましたが、現時点ではそうではないと感じています。
いつも通りの調教をこなしていますし、フォトパドックで見る馬体は前走時と比較するとかなり良くなっているように映ります。
秋2戦目ですから、ここはしっかり走ることが出来る体調であると考えます。
そして何よりも展開面とポジション取りがこの馬に向くと感じています。
ロスなく回ってこれる枠を引きましたし、ポジションもリラックスして走ることが出来る隊列に落ち着くはず。
そして道中が緩み、ラスト4F戦になれば#コントレイルよりも先にトップスピードで抜け出し、前へいく馬を交わし切って突き放してしまえると想像できます。
このトップスピードへ乗せるギアが凄まじく、他馬よりも一脚早くポジションを取ってグリーンベルトに乗せることが出来るのでは。
ここで印を付けなかった#コントレイルにも触れておきます。
相当強いことは分かっていますが、#アーモンドアイと近い位置にいることがどうしても気掛かり。
トップスピードに乗るには#アーモンドアイよりも時間が掛かってしまいますので、ここで離されてしまうと厳しい展開になるとみます。
ただでさえ菊花賞経由という厳しいローテーションですし、#アーモンドアイとのこの舞台設定と展開で真っ向勝負するには分が悪い。
能力が一枚落ちるから印を回さない訳ではなく、あくまでも能力は評価した上で、メンタル的にも馬自身にとって展開が向かないと考えた上での取捨選択です。
この取捨は私にとっても大勝負。
賭けですね。
以上のことから本命は#アーモンドアイに。
ルメールジョッキーが彼女に賭ける想いも相当なモノがありますし、素晴らしい結果で競走馬生活を終えて欲しい。
偉大な馬、敬意と尊敬の意を込め、さらにそこに自分の自信を乗せて本命に推したい。
対抗には15番#グローリーヴェイズを。
先に述べた通り、得意の展開に持ち込めると考えて対抗に。
メンバー的に1番先に抜け出してきそうなのは#カレンブーケドールかと思いますので、#グローリーヴェイズは目標を見ながら直線を迎えることが出来るのでは。
道中緩まない厳しいペースであれば脚が残らない当馬ですが、今回は強烈な逃げ馬がいませんし、マークは後ろのグループに向きますので自分らしいレースが出来そうで好都合。
持久力勝負では注文が付いてしまう馬ですが、今回は話が別。
得意な展開となれば香港ヴァーズで見せたように伸び伸びとした走りを繰り出すことが出来ます。
東京コースが初めてであることが懸念材料とされていますが、左回りは問題ないことは過去のレースから証明済。
さらに私は走法的に大箱の方が合うような走りをしていると見ていますので、東京コースはむしろ歓迎なように感じます。
そもそも勝算がなければここを目標に仕上げてきませんからね。
それぐらいの調教内容ですし、過去1番良い馬体でレースに臨めると思っています。
また、ブログを読んでくださってる方は知っているかもしれませんが、私はこの馬と#フィエールマンを相当評価しています。
宝塚記念で本命印を回したのも#グローリーヴェイズ。記事はこちら。
#アーモンドアイの猛追を振り切って走り切らことが出来るかどうかだと思います。
スタミナも兼ね備えていますし、この真っ向勝負な馬場状態は歓迎のクチ。
荒れていない馬場を追走し、直線では力を出し切るパフォーマンスを期待します。
古馬の意地を魅せて欲しいです。対抗。
3番手においたのが5番#デアリングタクト。
やはり53キロの斤量は魅力的。
ポジション取りは後方からになってしまうだろうが、条件的には確実に伸びてくると考えます。
ローテーションも良いし、調教内容も問題無し。
馬場も合うでしょうし、あとは松山ジョッキーがどのタイミングで追い出すことができるか。
このポジション取りが非常に鍵となる為、取捨について悩むところですが、そんな時はオークスのレースを見直して欲しい。
この馬の本質的な強さはその根性。
他馬を押し退けて鋭いキレ味を繰り出せる、類稀なる能力を持った牝馬だと思います。
3歳牝馬はレベルが低いなどといわれていますが、決してそんなことはないと思いますし、#デアリングタクトは別格の存在のように感じます。
しかしながら、松山ジョッキーを含めてになりますが、まだまだキャリアが浅いことも事実。
真っ向勝負の場面でどこまで#アーモンドアイに迫ることができるかというところだと考えています。
ここは3番手の評価として据えることと決めました。
穴筆頭に指名したのは10番#パフォーマプロミス。
皆さんの記憶に新しい、鳴尾記念で本命評価として10番人気で1着となってくれた、思い入れのある馬です。
この馬自体、歴戦の古馬達と凌ぎを削ってきた名馬。
脇役的なポジションが多かったですが、その能力は名馬達と引けを取りません。
鳴尾記念の記事でも触れましたが、まだまだキャリアは浅く、馬体は若ささえ感じさせるパンとした張り、さらにはこれからがキャリアハイだと言わんばかりの調教内容でした。
東京コースではキレッキレの脚を繰り出したこともありますし、非常に怖い存在ですよ。
この場面でテン乗りとなるジョッキーが不安ですが、ここは後方から無欲の差しで漁夫の利的な3着入線はあってもおかしく無いのではと思います。
伸び伸び走れるポジション取りになるでしょうし、展開面では全然あり得る。
紐に入れておいても損は無いと思いますよ。
私は真剣に買います。
さらにもう1頭挙げるのは3番#ワールドプレミア。
昨年の有馬記念では目を見張る脚で突っ込んできたスタミナ豊富な菊花賞馬。
長期休養明けの一戦で嫌われていますが、実力者であります。
何より、武ジョッキーのポジション取りが怖い。
有力馬達で混雑する内枠でじっと脚を溜められて弾けられる場面があった場合は、馬券内に入線してくる可能性はあると考えました。
調教内容や馬体からは休み明けをそこまで感じませんし、買い目に入れても良いと思います。
以上、ジャパンカップの予想となります!
私は思い切って#コントレイルを切る決断を下しました。
私の夢馬券は本線の通りで、それを握り締めてレースを見守りたいと思います。
皆様もそれぞれの夢のジャパンカップを。
目に焼き付けましょう。
それでは、のりまろでした!